「ダイカガミ」ロボット魂の試作、魂ネイション2026で初展示。発売日は未発表
ダイカガミのロボット魂の試作が、11月13日から15日に秋葉原で初展示される。発売日と価格は、今回の告知に出ていない。
加賀美ハヤトの専用機が、ROBOT魂(ロボット魂)として商品になる。11月6日12時8分、バンダイスピリッツの魂ネイションズ公式が「TAMASHII NATION 2026」での初展示を発表した。
見出しは「ダイカガミ、試作機を初公開。」で、続きに「加賀美インダストリアルとの共同プロジェクト。」とある。添付の画像は「ROBOT魂 ダイカガミ」「商品試作初展示」の文字とロボットのビジュアルで、試作品そのものを撮った写真には見えない。実物が見られるのは13日からだ。
ROBOT魂は完成品フィギュアのブランドなので、組み立てるプラモデルではない。
バンダイに「全面協力」する社長
商品化の第一報は、7月3日の夜に本人から出ていた。
文面は「バンダイスピリッツ様へ全面協力し」「商品化をさせて頂く事に決定いたしました」。差出人は加賀美インダストリアルで、本人のアカウントから社長として報告している。商品を出すのはバンダイなのに、文面では社長のほうが協力者の立場だ。ここまで設定を崩さないのは、普通に笑う。
加賀美ハヤトは、玩具会社「加賀美インダストリアル」の社長で、自社玩具のPRのためにデビューした、という設定だ(KAI-YOUの記事)。デビューは2019年7月3日。この報告はデビュー7周年の記念配信で出たので、デビューからちょうど7年の日に発表した形になる。
同じ日の公式画像には、シリーズ表記の「SIDE KGM」と「KI-31-7BS ダイカガミ」「商品化決定!!!」の文字が入っていた。KGMは、どう見ても加賀美の頭文字っぽい。
担当者まで「出向中」になった
8月27日には、魂ネイションズ公式が別の商品(機動文具の名刺ケース)を紹介する投稿で、こう触れている。
商品企画担当が「加賀美インダストリアルに出向中」で、「そちらの続報もお楽しみに!」と続く。実際の出向なのか、設定に付き合った演出なのかは、この投稿だけでは分からない。
ただ、バンダイ側の公式アカウントが、社長の会社へ人が出ている体で話を進めているのは確かだ。協力する側と出向する側が両方そろい、設定のほうが先に完成している。
衣装のひとつだったロボットが、立体になる
ダイカガミが最初に出てきたのは、2023年7月の新衣装の配信だった。Live2Dのアバターの衣装バリエーションのひとつで、正式名称は「加賀美専用機 KI-31-7BS ダイカガミ」。配信の概要欄には「設計:KURI様」とある。
加賀美ハヤトが手のひらに乗れるサイズの巨大ロボットで、武器は巨大ハンマーだ。のちににじさんじフェス2023で手のひらに乗れるフォトスポットになり、2024年には関連のカフェイベントも開かれた(KAI-YOUの記事)。
画面の中の衣装が、フォトスポットを経て、手元に置ける完成品になる。3年かけて、だんだん実物に近づいてきたことになる。
展示は秋葉原UDXの2階、入場無料
魂ネイションの会場はベルサール秋葉原と秋葉原UDXに分かれている。ダイカガミが載っているのは展示ページの「秋葉原UDX 2F AKIBA_SQUARE」の欄で、「商品試作を初展示」とある。
最終日の日曜だけ閉場が3時間早いので、行くなら13日か14日のほうが余裕がある。展示ページには「展示内容は変更になる場合がございます」という注記もついている。
本人は、発表から23分後の12時31分に反応した。
「これも1つの大きな大きな『夢の舞台』でした!!」とあり、「ROBOT魂ダイカガミ試作機、是非ともご覧下さい!!!」と続く。ここだけは、社長ではなく本人の声に聞こえる。
ちなみに、加賀美ハヤトが所属するユニットのROF-MAOが再始動を予告したのは11月1日だった。その5日後にこの発表が来たので、タイムラインはだいぶにぎやかだ。
発売日と価格は、まだ出ていない
7月の決定報告、8月の出向の投稿、11月6日の発表、展示ページとイベントのトップページ。どれにも発売日と価格は載っていない。「未定」と決まった話ではなく、今回の告知には出ていない、という範囲だ。
11月12日の事前配信は「解禁情報盛りだくさん」と告知されている。ダイカガミが入るかどうかは分からないが、13日の展示までに動く可能性は残っている。
VTuberとの組み合わせなら、8月にMETAL ROBOT魂でサザビーが星街すいせいカラーになり、予約が始まっている。あちらは既存の機体のカラー違いで、ダイカガミは本人の専用機そのものが立体になる。同じ魂ネイションズの商品でも、話の筋がだいぶ違う。
社長は全面協力、担当者は出向中という話なのに、値段だけはまだ出てこない。