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旧帝国ホテルをレゴで再現した卒業制作、本物の帝国ホテルに展示へ 10万パーツ・800時間超の労作

2026年7月25日 ・ トレンド「帝国ホテル レゴ 卒業制作 ライト館 展示」より

作り込みがすごすぎて、本物のホテルが動いた一件です。旧帝国ホテル(ライト館)をレゴで再現した卒業制作が、なんと本物の帝国ホテル本館で展示されることになりました。

SNS投稿から、本物のホテルへ

制作したのはDeRa(@deraLEGO)さん。投稿直後に帝国ホテルから声がかかり、本館での展示が実現したそうです。

展示場所は帝国ホテル本館の中2階、インペリアルバー前。常設作品として、無料で見られるとのことです。自分の作品が、その建物を運営する“本家”に飾られるというのは、作り手にとってこれ以上ない栄誉でしょう。

10万パーツ・800時間、“世界一正確”を目指した労作

そもそもこの作品は、卒業制作として作られたものです。DeRaさんによると、全長は2.4メートル、使ったパーツは総数10万個(しかも自腹)。構想に1年半、設計から組み立てまでに3カ月半で800時間以上を費やしたといいます。しかも「レゴとして世界一正確な建築模型」を目指し、寸法や空間構成、窓の数までほぼ一致させたというこだわりようです。

そもそも「ライト館」とは

再現された旧帝国ホテル(通称ライト館)は、20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトが設計し、1923年に完成した名建築です。奇しくも完成披露の日に関東大震災に見舞われましたが、「浮き基礎」と呼ばれる独自の工法でほぼ無傷だったという逸話でも知られます。老朽化のため1967年ごろに解体され、現在は中央玄関部分だけが博物館明治村(愛知県)に移築保存されています。

いまや現物のほとんどが失われた幻の名建築を、レゴで細部まで甦らせ、それが本家の帝国ホテルに飾られる。ひとつの卒業制作から始まった物語としては、できすぎなくらい素敵な結末です。帝国ホテルに立ち寄る機会があれば、その労作をじっくり眺めてみてはいかがでしょうか。