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「ななチキ」と「揚げ鶏」の違い、セブン公式の答えは「部位」

「ななチキ」と「揚げ鶏」の違いは、味つけだけじゃない。セブン‐イレブン公式によると、使っている鶏肉の部位から別物だ。

きっかけは10月5日の夜の投稿だった。0Ari_2(@0Ari_2)さんがセブンのホットケースを撮って、「セブンあるある」と添え、この2つの違いがわからないとつぶやいた。

写真には上下の段にフライドチキンが並んでいて、どっちも茶色くて、どっちも骨なしの塊に見える。投稿は1.7万いいねを超え、返信も400件を超えた。レジ前で一瞬迷った経験がある人は多いらしい。

値札はどちらも232円

まず値段で差がつくかというと、つかない。写真の値札は上段が「ななチキ」、下段が「揚げ鶏」で、どちらも本体232円(税込250.56円)だった。

セブン公式の商品ページを見ても同じで、ななチキも揚げ鶏も232円、販売地域は全国になっている。

ヒントになるのは値札の英語表記のほうだ。ななチキは「Spicy Fried Chicken」、揚げ鶏は「Japanese Style Salty Fried Chicken」。片方はスパイシー、片方は塩味の和風と、味の方向はここに書いてある。

公式動画は「部位も違う」

この疑問には、セブン公式がもう答えを出していた。2024年9月に公式YouTubeで公開された「ななチキ・揚げ鶏 おいしさのヒミツ」篇で、概要欄にこう書いてある。

味つけだけじゃなく、実は使っている鶏肉の部位も違うんです。

動画は2分ほど。キャッチコピーはななチキが「肉厚ジューシー」、揚げ鶏が「究極の薄衣」で、同じ揚げ物でも狙っている食感が真逆なのが分かる。

具体的な部位について、グルメメディアのmacaroniの解説では、揚げ鶏が上もも肉(サイ)、ななチキが下もも肉(ドラム)とされている。同じ解説によると、ななチキはチリパウダーやコリアンダー、黒こしょう・白こしょうなど11種のスパイスを使い、揚げ鶏は塩だけで味をつけているという。

商品ページの説明も方向が違う

公式の商品説明を読み比べると、何を推しているかがはっきり分かれている。

ななチキの説明は「肉厚で肉汁をしっかり閉じ込め、ジューシーで肉を美味しく食べられるように」作ったフライドチキン。衣は「サクッと軽い食感」に仕上げたとある。

揚げ鶏のほうは「パリッとした衣の食感とジューシーな肉」が売りで、味付けは「シンプルな塩味の和風仕立て」。

ざっくり言えば、肉を食べたい日はななチキ、衣のパリッと感と塩味が欲しい日は揚げ鶏だ。迷ったら英語の値札を見れば、Spicy か Salty かで選べる。

カロリーはほぼ同じ、差は炭水化物と脂質

数字で比べると、思ったより差は小さい。

カロリーの差はたったの1kcal。たんぱく質は13.4gで完全に同じだった。

違いが出るのは中身の内訳で、炭水化物はななチキが2.2g多く、脂質は揚げ鶏が1.1g多い。肉厚のななチキと「究極の薄衣」の揚げ鶏、という公式のキャッチと並べると、なんとなく納得のいく差だ。

塩味の揚げ鶏のほうが塩分は多そうに思えるが、食塩相当量はななチキの1.2gに対して揚げ鶏は1gと、むしろ揚げ鶏が少ない。「塩味だから塩分多め」とは限らないらしい。

見た目が似ているのは仕方ない

並べると、どちらも骨なしで大きさも近く、色もほぼ同じ茶色。値段まで同じなので、値札を見ずに選ぶとどっちを買ったか分からなくなるのも無理はない。

ただ公式が言うとおり、部位も味つけも衣も違う別の商品だ。セブンのホットスナック、ほかの商品ではブロッコリーチキンエッグのように数字で選ばれているものもある。

次にレジ前で迷ったら、片方ずつ買って食べ比べてみてほしい。一回やれば、もう間違えない。

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