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「サイコロキャラメル」は水曜どうでしょうと同じ誕生日、生まれは1927年

サイコロキャラメルと『水曜どうでしょう』は、どちらも10月9日に生まれている。キャラメルのほうは1927年で、番組より69年先輩だ。

言い出したのは、番組の当事者である鈴井貴之さん本人。30周年の当日にあたる10月9日の20時過ぎに、こう投稿した。

今日10月9日は30年前に「どうでしょう」が生まれた日。その昔には「北の国から」もっと昔に「サイコロキャラメル」が生まれた日なんですって。みんな同じ誕生日。

写真も何もない、文字だけの投稿だ。それでも数時間で1.5万を超えるいいねが付いた。どうでしょうを見てきた人なら、3つ目に「サイコロキャラメル」が出てきた瞬間にピンとくるはずなので、無理もない。

3つの「初日」を並べてみる

鈴井さんの言う3つの誕生日を、それぞれ確かめてみた。

どうでしょうだけ少しややこしい。Wikipediaの放送期間は「1996年10月10日」になっている。水曜の深夜番組なので、日付をまたいだ0時台の放送が初回だったからだ。

見ていた側の感覚では「水曜の夜」で、それが10月9日になる。鈴井さんが10月9日を誕生日としているのは、この深夜番組の数え方によるもの。食い違いではない。

北の国からは1981年10月9日の金曜22時から、毎週金曜の枠で始まった。こちらは日付どおりの10月9日だ。

サイコロの旅で一緒に旅をした箱

この偶然がちょっと出来すぎているのは、サイコロキャラメルがどうでしょうにとって、ただのお菓子ではないからだ。

番組の名物企画「サイコロの旅」で、行き先を決めるために振っていたのがこのキャラメルの箱になる。HTBのグッズ担当が書いている「店長の話」には、こうある。

このサイコロキャラメル言わなくてもおわかりだと思いますが水曜どうでしょうのサイコロの旅シリーズでは大泉さんや鈴井さんと一緒に旅をしたモノ。

深夜バスや夜行列車の行き先を、69年前に生まれたキャラメルの箱が決めていたわけだ。その箱と番組の誕生日が同じだったと、30年たってから本人の口から出てきた。

明治から北海道限定へ

サイコロキャラメルは、もともと明治の商品だった。ハフポストの2016年の記事によると、発売当時は1箱ずつのバラ売りで、価格は2銭だった。

そのロングセラーが、2016年3月末で全国販売を終えている。今の20代だと、本州のコンビニで見かけた記憶がない人も多いはず。

ただ、なくなったわけではない。同じ2016年から、函館の道南食品が「北海道サイコロキャラメル」として北海道限定で作り続けている。

ねとらぼの記事によると、2017年5月2日には水曜どうでしょうとのコラボ版も出た。サイコロの旅の相棒が、正式に番組グッズになった形だ。

10月9日の「サイコロキャラメルの日」は、その道南食品が制定した記念日で、2017年に日本記念日協会に登録されている。

3つとも北海道につながる

並べてみると、もうひとつ共通点がある。3つとも北海道の顔だということだ。

  • 北の国からは富良野が舞台のドラマ
  • 水曜どうでしょうは札幌のHTB(北海道テレビ)の番組
  • サイコロキャラメルは今は函館の道南食品が作る北海道限定のお菓子

キャラメルは、もともと北海道のお菓子だったわけではない。全国販売を終えたあとに北海道へ移ったので、ここだけは後から仲間入りした形だ。

それでも、北海道の深夜番組の30周年に、相棒だったお菓子も一緒に誕生日を迎えている。北海道へ行く機会があったら、お土産売り場でサイコロの箱を探してみて。

どうでしょう関連では、2026年最新作がNetflixで配信されるという話も出ている。くわしくは「水曜どうでしょう」2026年最新作がNetflixで世界独占配信の記事で。

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