しゃぶ葉の猫ロボットの名前は「BellaBot(ベラボット)」
しゃぶ葉で肉を運んでくる、あの猫の顔をしたロボット。名前は「BellaBot(ベラボット)」です。
中国のPudu Robotics(プードゥ・ロボティクス)というメーカーが作っている配膳ロボットで、ガストやバーミヤンを走っているのも同じ仲間です。
猫ちゃんの代わりに来た人
きっかけは、@sakaistk さん(地獄の人形(ヒトガタ)職人かおりさん)が2026年10月4日に投稿した、しゃぶ葉での思い出話でした。
ひとりしゃぶしゃぶの最中、ロボットだけでは手が回らなかったのか、店員さんが肉を持ってきてくれた。そのとき自分から猫ロボットの代役を名乗って、肉を置いていったそうです。
いいねは約7万。店員さんのほうから先にボケてくれる、というのがこの話のいちばんいいところです。ロボが運んでくるのが当たり前になった店だからこそ成立するひと言でもあります。
あの猫ロボは「BellaBot」
メーカーのPudu Roboticsは、2022年5月20日のプレスリリースで、自社のロボットを「ネコ型配膳ロボット『BellaBot(ベラボット)』」と紹介しています。
顔の部分がディスプレイになっていて、猫の表情がくるくる変わるのが特徴です。すかいらーくは導入時の資料で「コロコロ変わる可愛いロボットの表情やトークで、お客様に癒しをお届け」と書いていました。
ネットでは「ベラちゃん」と呼ばれることもあるそうです。正式な名前を知らずに「猫ロボ」「ネコちゃん」で済ませていた人は多いはずなので、「しゃぶ葉 ロボット 名前」で検索されているのも納得です。
しゃぶ葉はほぼ全店に入った
すかいらーくが配膳ロボットの大量導入を発表したのは2021年10月です。当時の計画では、しゃぶ葉の全274店に2022年4月までに入れ、グループ全体で約2,000店に広げる予定でした(2021年10月18日の発表資料)。
そして2022年5月、Puduのプレスリリースが、しゃぶ葉の276店中272店にBellaBotが入ったと発表しました。大手飲食ブランドがほぼ全店に配膳ロボットを入れたのは「業界初」だと、Pudu側は書いています。
同じ年の12月には、すかいらーくが「全国約2,100店舗に3,000台」で導入完了と発表しました(2022年12月21日の発表資料)。このときのしゃぶ葉の導入店舗は271店です。
食べ放題で肉や野菜の追加が何往復も発生するしゃぶ葉は、ロボットの出番がとくに多い業態です。それでも混む時間帯は人の手も要るわけで、投稿者が「手が回らなかったのか」と書いているのも、そういう場面だったのかもしれません。
誕生日にはハッピーバースデイを流す
「しゃぶ葉 ロボット 音楽」もよく検索されています。走行中に流れる曲の名前は、公式の資料では確認できませんでした。
ただ、誕生日向けの機能ははっきり書かれています。Puduのリリースに載ったしゃぶ葉の店舗側の声によると、BellaBotには誕生日モードがあるそうです。
猫の顔をしたロボが歌いながらケーキを持ってくるので、子どもの誕生日に使う家族もいそうです。予約のときに一言添えておけば体験できるかもしれません。
運び方のルールも変わる予定
最近は別の話題でもしゃぶ葉のロボットが取り上げられていました。ロボットが運んでいる料理を、注文した席とは別のお客さんが取ってしまうことがある件です。
女性自身の取材記事(livedoorニュース転載)によると、すかいらーくホールディングスの担当者が謝罪したうえで、運用を変える予定だと答えています。
- 案内のときや席で、スタッフが使い方を直接説明する
- イラスト入りの多言語POPを置く
ロボが運ぶ店にも、まだ人の手が欠かせない場面はあるわけです。猫ロボの代わりに肉を持ってきてくれた店員さんの一言が7万人に刺さったのも、その距離感がちょうどよかったからかもしれません。
次にしゃぶ葉で猫ロボが来たら、心の中で「ベラボット」と呼んであげてください。