「エグい」とは?意味・由来・良い意味/悪い意味の使い分けを解説
「エグいって、褒めてるの?けなしてるの?」。文脈しだいで真逆になる 「エグい」。その使い分けを解説します。
「エグい」とは?
若者言葉の「エグい」は、大きく2つの意味で使われます。
- 良い意味:「すごい」「最高」「通常のレベルを超えている」
- 悪い意味:「ひどい」「ありえない」「不気味だ」
「エグいうまい」「エグいかっこいい」なら、“ものすごく”という強調の褒め言葉。「あの仕打ちエグい」なら、“ひどい”という否定的な意味。どちらの意味かは、文脈で判断します。
由来
本来の「えぐい」は、アクが強く、喉や舌を刺激するような嫌な味を指す言葉で、語源は「えぐる」。平安時代の文献にも登場する古い言葉です。もともとは「どぎつい」「冷酷だ」といったネガティブな意味で使われていました。関西の方言としても使われ、芸人がテレビで「気色悪い」の意味で使うなどして、全国に広まっていきました。近年、若者の間で「すごい」という強調・称賛の意味が加わり、意味が大きく広がったのです。
使い方・例文
- 「新曲エグい良い」(すごく良い)
- 「エグい量の宿題」(ものすごい量)
- 「言い方エグくない?」(ひどくない?)
「やばい」との関係
意味の幅広さや、良い意味にも悪い意味にも使える点は、「やばい」とよく似ています。「すごい」を表すスラングとして、しばしば同じように使われます。
関連する言葉
感情が振り切れたときの言葉としては、良すぎてしんどいや、大笑いの草が仲間。じわじわ来る面白さを表すじわるともあわせて、感情を強調する現代の言葉として覚えておくとよいでしょう。