「情緒」(ネット用語)とは?意味・使い方をわかりやすく解説
うれしいのか、苦しいのか、もうよくわからない。推しや作品に心をかき乱される、あの状態を表すのが、ネットでいう 「情緒」 です。
「情緒」とは?
「情緒(じょうちょ)」は、本来 「物事に触れて呼び起こされる、さまざまな感情や味わい・雰囲気」を意味する言葉。「異国情緒あふれる街並み」のように使うのが、元々の使い方です。
一方、ネットやオタク界隈では、「情緒不安定」を下敷きにした使い方が定着しています。感情が激しく揺さぶられて、喜怒哀楽がぐちゃぐちゃになった状態を、「情緒がやばい」「情緒がバグる」「情緒どうにかなる」のように表現します。
使い方・ニュアンス
もとの「情緒不安定」は、感情の起伏が激しく、精神状態が安定しないさまを指す言葉。ちょっとしたことでイライラしたり、急に泣いたり、テンションが乱高下したりという状態です。
ネットでは、これをやや大げさに・ネタっぽく応用し、「尊すぎて情緒が破壊された」「神展開で情緒がもたない」のように使います。つまり、「感情を激しく揺さぶられて、心の平穏を失った」ことを、ちょっと笑いを込めて言い表す言葉です。
使い方・例文
- 「最終回が良すぎて、情緒がぐちゃぐちゃ」
- 「推しの供給ラッシュで情緒が忙しい」
- 「泣かせにきたと思ったら笑わせる、情緒が渋滞する」
関連する言葉
心が不安定に揺れる、という点ではメンヘラとも隣り合わせのニュアンス。とはいえ、ネットの「情緒」の多くは、あまりに尊いものに触れて“うれしさで”心を乱される、という幸せな悲鳴でもあります。