「セカンドストリート」に62点持ち込んで査定待ち、付いた値段は522円
家にたまった不要品を、一度にまとめて片付けようと思ったことがある人は多いと思う。@uma00200 さんが9月22日の18時21分に投稿したのは、そのまとめて片付けを人生で初めてやってみた報告だった。持ち込んだのはセカンドストリート、点数は62点、査定にかかった時間は2時間。そして提示された金額が522円。この4行だけの投稿が、翌日には5万件を超えるいいねと829件の返信を集めた。
62点で522円、1点あたりに直すと約8.4円
投稿に書かれているのは「服とか家電とかアクセサリー」という中身と、点数と、金額と、待ち時間だけ。内訳は公開されていないので、どの品が何円だったのかは分からない。ただ合計だけは割り算ができて、522円を62点で割ると1点あたり約8.4円になる。自販機のジュース1本にも届かない。
この「62点で、522円。」と「査定時間2時間で522円。」を同じ数字で2回繰り返す書き方が効いたのか、投稿はその日のうちに拡散して、翌日にはまとめサイトにも拾われた。
金額と同じくらいざわついたのが、査定に2時間という待ち時間だった
リプ欄を眺めていると、金額に反応する人と待ち時間に反応する人が半々くらいで並んでいる。@linda3980826676 さんは「セカンドストリートでの売却ってこんなもんなんや。査定に2時間もかかるなら、何しとくか迷うわ」と書いていて、この「何しとくか迷うわ」が多くの人の本音らしい。
買取カウンターに品物を預けてから結果が出るまで、何時間かかるのか。その日のうちに終わるのか、それとも後日や翌日になるのか。これは持ち込む前にいちばん気になるところで、実際「セカンドストリート 査定時間」「セカンドストリート 査定 後日」あたりは今もそこそこ検索されている語だ。
時間の使い方については、経験者の報告がそれなりに転がっていた。@symm21355 さんは「初めてセカンドストリートに行ったけど、査定って時間かかるのね…行きに持っていって、ショッピングモールとか回って、帰りに受け取るのがベストだったと今回学んだ」と書いている。@VRC_VonChan さんも「ちょっと時間かかるけどイオンモールで時間潰そうかなぁ」と同じ方向に落ち着いていた。
もっと長かった人もいる。@portoaya さんは子供服を持ち込んだとき「査定に4時間かかるというので時間を潰すのは諦め」、末っ子と約束していた丸亀製麺に向かったそうだ。@FujitoneDIY さんは待ち時間に塗料を買いに行ったら同じ敷地にハードオフがあり、ジャンク品を買って帰ったという。本人いわく「待ち時間がとても有意義に」。
返信欄には、自分が売ったときの品名と金額が並んだ
返信欄で目立ったのは、自分が売ったときの品名と金額をそのまま置いていく書き込みだ。
@bird_strike3 さんは「ポロラルフローレンの冬アウタージャケットをセカンドストリートで売ったら100円だった」と書いている。@fujishitw さんは「以前、ベビーカーを売りに行ったら査定額500円…」のあと、自分でメルカリに出したら「結局自分でメルカリ出品するとその10倍以上で売れた」と続けていた。
@tatsuromania さんの場合はもっと点数が多くて、食器や花瓶、置き物など数十点を車に満載にして持ち込み、2時間後に受け取った金額は500円だったという。今回の62点で522円と、ほぼ同じ着地点になっている。
変わったところでは @3188love74804 さんの話があって、電子ピアノを持ち込んだら2000円くらいの査定だったので「その価格なら結構です」と断ったところ、「では、5000円でどうですか?」と言われたそうだ。断ると金額が上がることもあるらしい。
「処分する場所」として使っている人と、値段を期待して行く人で割れた
同じ数字を見ても、受け取り方はきれいに二つに分かれていた。
ひとつは、そもそもリサイクルショップに値段を期待していない人たち。@rinda58 さんは「いらないから処分する場所だよ」と書き、@uluku_cactus さんは「セカストは物捨てに行く場所だろ…」と一行で済ませている。捨てるのにお金がかかるものを引き取ってもらえるなら、手元にいくら残るかは主題じゃない、という立場だ。
もうひとつは、手間に対して金額が見合っているかを見る人たち。運んで、並んで、2時間待って、帰ってくるまでを1日の予定として計算すると、522円という数字の見え方は変わる。
買い取る側の事情を書き込んでいる人もいた。埼玉で不要品のリユース回収をしている @ecotto8 さんは「100円でも売りにくい品は0~10円の買取価格にしかならない」とし、そういう品は「引き取って海外輸出にまわすことになる」と説明している。店頭に並べて売れる見込みのある品と、そうでない品とで扱いが別、という話だ。どちらの言い分も成り立つので、ここは読む人の予定と荷物の量で答えが変わる。
持ち込む前に決めておくと、たぶん楽になる
今回の投稿を読んで学べることがあるとすれば、金額そのものより手順のほうかもしれない。査定にどれくらいかかるか受付で聞いておく、待ち時間に何をするか先に決めておく、そして金額を見てから持ち帰る選択肢を残しておく。この3つ目をやっていたのが @paruchan913507 さんで、査定を待ちながら「値段つかなかったら持ち帰りだそう。お願い!少しでも売れてくれー!」と書いていた。
自分で売る側に回るなら回るで、フリマアプリにはフリマアプリの世界があって、メルカリで「お店で買ったことにしたい」とラッピングを頼まれた出品者みたいな依頼が飛んでくることもある。62点を1点ずつ撮影して出品する労力と、2時間待って522円を受け取る労力。どっちを取るかは、たぶん家にある荷物の量で決まる。