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エースコンバット8の特典「ゼロ」は後日販売なし、理由は戦闘機の契約

『エースコンバット8』の特典に付く「ゼロ」の移植版は、あとから単体では売られない。理由は実在の戦闘機のライセンス契約だ。

9月28日の公式番組「ACE COMBAT 8 情報局 #5」で、開発陣がはっきり説明した。「ゼロのリマスター、なんで普通に売らないの?」と思っていた人には、これがそのまま答えになる。

公式番組で出た説明

話が出たのは番組の1時間17分ごろ。前作『7』の特典だった5や6と同じで本当に売らないのか、と司会が振り、開発側がそのとおりだと受けたところから説明が始まった。

エースコンバットに出てくる戦闘機は、架空の機体ではなく実在の機体だ。特典のF-14Aもそうで、こうした実機をそれぞれのメーカーからライセンスを受けて収録している。

そして製品は、その契約の範囲の中でしか売れない。過去作は契約がもう切れているので、売りたくても簡単には売れない、という説明だった。

出演者からは、後から売れないのは意地悪でやっているわけではない、という趣旨のひと言も出ていた。ファンのあいだで何年も言われてきた「なんでリマスターが出ないの?」に、公式が理由つきで答えた格好になる。

特典なら配れる理由

では、なぜ今回はゼロを配れるのか。番組によると、早期購入特典として配る形であれば契約の範囲内で配ってよい、と戦闘機メーカー各社から特別に許可をもらったそうだ。

つまり「販売」はできないが「おまけ」ならOK、という線引きになっている。お金を取って単品で売るのとは別の扱いで話がついた、ということだ。

Steamの公式ストアも、この線引きと合っている。予約特典の欄には次の注記がある。

※「ACE COMBAT ZERO: THE BELKAN WAR(Steam移植版)」以外の特典は後日配信される可能性がございます。

ほかの特典は後から出るかもしれないが、ゼロだけはその対象から外してある。番組での説明と、ストアの表記が同じことを言っている。

特典の中身と締め切り

Steamの予約特典は、プレイアブル機体のF-14Aと、ゼロのSteam移植版の2つ。ゼロは本編とは別に起動するDLCの実行ファイルとして入る。

ダウンロード版は、発売日の10月2日の朝6時59分までに買わないと特典が付かない。パッケージ版は初回生産分にだけコードが入っている。

発売は10月2日だが、デラックスエディションと豪華版を買った人向けのアーリーアクセスが9月29日から始まっている(公式のお知らせ)。

そもそもゼロはどんな作品か

『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー』は、2006年3月23日にPS2で出た作品だ(公式の製品一覧)。20年前のソフトなので、今の10代〜20代だと遊んだことがない人のほうが多いと思う。

今回の移植は、その20年前の作品を今のPCやゲーム機で遊べるチャンスになる。しかも後から単体で買う道がないので、手に入れるなら今回の特典しかない。

同じように、昔の作品を今の機種に移す話は他のシリーズでも出ている。1998年のアーケード作品が復刻されるサイキックフォース2012の移植もそのひとつだ。

Xの反応

説明が出たあと、Xではまず納得の声が上がった。

  • 「ACE COMBATのリメイクがなかなか出ない理由はこれか〜」
  • 「条件付き(予約特典のみ)とはいえよく許可取れたな」

同時に、ほかの過去作はどうなるのかと心配する声も並んだ。

  • 「ということはエースコンバット6までの移植はもう絶望的ってことか」
  • 「ダウンロード版買い逃したからなんとかもっかい復活してくれ頼む」

前作『7』のときも、予約特典に過去作の移植版が付いた。その特典を逃した人の後悔も書き込まれていた。

  • 「ACE7早期特典の移植版ACE6を手に入れられなかったのは未だに滅茶苦茶後悔してる」

中には「飛行機のライセンスに縛られない飛行機ゲーを別ラインで作ってみるのもいいと思う」という提案まであった。実機を収録していることがシリーズの魅力で、同時に再販の壁にもなっている。

ゼロをまだ遊んだことがなくて気になっている人は、DL版の期限(10月2日の朝6時59分)だけは押さえておこう。細かい条件は電ファミニコゲーマーの記事にもまとまっている。

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