高槻の巨大板チョコ看板「ビッグミルチ」の真下が9月13日に一般開放、抽選100名
JR京都線に乗っていると、高槻のあたりで窓の外に突然でかい板チョコが現れます。あれは絵ではなく、株式会社明治の大阪工場の外壁に付いている看板です。名前を「ビッグミルチ」といいます。
普段は関係者しか入れないその看板の真下が、9月13日に一般開放されます。明治ミルクチョコレートの発売100周年を記念した抽選企画で、応募ページの締切は8月31日の23時59分です。
高さ27.6メートル、幅165.9メートル
看板が付いたのは2011年、線路沿いの建物を建て替えたときです。サイズは高さ27.6メートル、横幅165.9メートル。読売ファミリーの記事によれば、本物の明治ミルクチョコレートに換算して約38万枚分にあたります。
これが「世界最大のプラスチック製広告看板」としてギネス世界記録に認定されました。派手さで勝負した結果というより、工場の壁が単にそれだけ長かった、という話でもあります。
ややこしいのは、車窓から見ようとすると意外に難しいことです。7月に旅行のついでに電車から見ようとしたら反対側で全然見えなかった、と書いている人もいました。線路沿いといっても片側にしかないので、座る場所を外すとそのまま通り過ぎます。真下に立てる機会というのは、その意味でも貴重です。
工場そのものは「きのこの山」と「たけのこの里」
看板だけ見ていると板チョコを作っている工場に見えますが、明治なるほどファクトリー大阪によれば、この工場で作っているのは「きのこの山」と「たけのこの里」です。ファミリーパックの成型から包装までの工程を見学できます。
見学は所要90分で、カカオ豆の産地や歴史の解説、加工過程の体験、製造ラインの見学、そして人気投票が入っています。何の人気投票かは、まあ想像がつくと思います。
今回の一般開放は看板の前だけの企画なので、工場見学とは別枠です。両方まとめて行きたい人は見学のほうを別に予約してください。
9月13日は発売からちょうど100年の日
一般開放が9月13日なのには理由があります。明治ミルクチョコレートが発売されたのが1926年9月13日で、この日がちょうど100年目にあたるからです。
明治は8月25日に100周年企画の第1弾を発表しています。9月8日に100周年ロゴ入りのパッケージが並ぶほか、期間限定で「明治ミルクチョコレート復刻版」が出ます。これは1926年当時に使っていたトリニダード・トバゴ産とサントメ・プリンシペ産のカカオ豆をブレンドし、今の技術で当時のレシピを再現したものです。
企画はチョコの外にも広がっていて、9月13日には江國香織さんら5人による短編小説集『あの日のチョコレート〜スヰートな5つの欠片〜』が白泉社から刊行されます。フェリシモとのコラボでは「とろけるチョコレート寝袋」と「着るバスタオル」まで出ます。100周年でここまで手を広げた結果、板チョコが寝袋になりました。
そのラインナップの中に、社員の呼び名がそのまま名前になった巨大看板の前を100人に開放する、という渋い枠が1つ混じっている形です。大阪・高槻に行ける人で、あの板チョコを一度真下から見上げてみたい人は、締切が8月31日(月)なので早めにどうぞ。