ブルボン「クッキーストロー」がコンビニ展開に 飲み終わったら“おやつ”になる脱プラのアイデア、耐水は最大30分
グラスに刺さっているのは、ストロー。かと思いきや、実はクッキー。冷たいドリンクを飲み終えたあとは、そのままポリポリと“おやつ”として食べられる。ブルボンの「クッキーストロー」が、これまでの業務用から一般向けに展開され、「発想が天才」「罪悪感なくストローを完食できる」とちょっとした話題になっています。
「クッキーストロー」とは?
その名のとおり、ストローとして使えるクッキーです。中央に穴の空いた細長いスティック状で、直径は12〜13ミリ、内径8〜9ミリ、長さ200ミリ。見た目も使い心地もふつうのストローに近く、アイスドリンクに挿して飲むことができます。そして飲み終わったら、ドリンクをたっぷり吸ったストローをそのまま食べてしまえる、という一石二鳥の商品です。1本あたり58kcal、原材料は植物油脂・小麦粉・砂糖・コーンフラワー・マーガリンなどで、味はバター風味のクッキーそのもの。
気になる「ふやけないの?」問題
紙ストローでも時間が経つとふやけて残念な口当たりになりがちですが、クッキーとなればなおさら気になるところ。ブルボンによると耐水の許容時間はドリンクによって差があり、シェイクやスムージーのようなとろみのあるタイプで約30分、ソフトドリンクやアイスコーヒーで約15分とされています。つまり、ダラダラ飲みには向かないものの、1杯を楽しむには十分もつ設計。むしろ「時間内に飲み切る」というゲーム性まで生まれそうです。
実は業務用では“先輩”がいた
一見あたらしいアイデア商品に見えますが、ルーツは意外と長め。ブルボンはもともと、喫茶店やカフェ向けの業務用として2020年1月から「コロネクッキー」を販売してきました。さらに2023年8月には、ファミリーマートの北日本地域(北海道〜北関東・新潟)で「コロネクッキー」がコンビニ発売され、当時からブルボン公式も「食べられるストロー型のクッキー」として紹介していました。
今回はそれをさらに改良してバター風味をアップさせ、コンビニなどの一般ルートへと広げたかたちです。カフェや一部地域でこっそり出会えた“食べられるストロー”が、いよいよ広く手に取れるようになった、というわけです。
背景にあるのは「脱プラ」
かわいい見た目の裏にあるのは、まじめな問題意識。ブルボンはこの商品について、プラスチックごみによる海洋汚染への社会的な関心の高まりを受けて開発を始めたと説明しています。使い捨てのプラスチックストローを1本減らせるうえ、パッケージの一部にも植物由来プラスチックを使ったフィルムを採用するなど、環境配慮を徹底。「エコのために我慢する」のではなく、「食べられて楽しい」というポジティブな動機で脱プラにつなげているのが、この商品のうまいところです。
「カフェ気分が上がる」と反応続々
SNSでは「見た目もおしゃれでカフェ気分が上がる」「子どもが喜びそう」「ストローを最後まで無駄にしないの、めちゃくちゃ良い」と好意的な声が目立ちます。おうちでアイスカフェラテやスムージーに挿すだけで、いつものドリンクが少し特別に見えるのも人気の理由。環境にやさしくて、しかも最後はおやつ。飲み終わりまで楽しい“完食できるストロー”は、この夏の食卓でちょっとした主役になりそうです。
商品の詳細はブルボン公式の商品ページで確認できます。一般販売開始の経緯は食品新聞の報道にまとまっています。