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コナン新作映画のキャストは夢番地で行ける青山剛昌の「あつ森」の島に描かれていた

『名探偵コナン』の新作映画に誰が出るのか。普通なら公式サイトのキャスト発表を待つところだけど、それより先に分かってしまう場所がある。原作者・青山剛昌さんが自分で作っている『あつまれ どうぶつの森』の島だ。しかも見に行くのに特別なコネは要らない。夢番地のコードを打てば誰でも入れる。

始まりは2020年、サンデー40号での独占公開

島の存在が公になったのは2020年9月2日。この日発売の週刊少年サンデー40号で、青山さんの島が独占初公開された。『名探偵コナン』公式X「江戸川コナン」(@conan_file)が同じタイミングで出した告知がこれで、サンデー記者の訪問レポートに加えて、青山さん謹製の怪盗キッドの服のマイデザインコードと、島に行ける夢番地までまとめて載るという内容だった。

いいねは4,200を超えていて、発売日当日には電撃オンラインも「9月2日発売の週刊少年サンデーで、『名探偵コナン』の原作者・青山剛昌さんの『あつまれ どうぶつの森』の島が公開されました」と報じている。島の名前は「ミスター・なが」。VR・ゲームメディアのMoguLiveによると、今の島は2021年7月21日から公開されていて、そこから現在に至るまで更新が続いているという。6年前の企画がまだ生きているどころか、いまも中身が書き換わっているわけだ。

映画のキャストは「スペードのいえ」の地下1階にある

肝心の映画情報がどこにあるかというと、島のメイン島民が住む「スペードのいえ」の地下1階。MoguLive が訪ねたときは、そこに「2025 MOVIE CAST」と書かれた額が飾られていて、周囲に『名探偵コナン』のおなじみのキャラクターたちの絵が並んでいたそうだ。つまり、この壁に絵が出ているキャラがその年の映画に出る、という読み方ができる。

さらに凝っているのが、全員をはっきり見せるわけではないところ。ストーリーの鍵を握る人物の絵はシルエットしか出さないという徹底ぶりで、ファンの情報によれば、キャラクターの絵はおよそ1週間ごとに足されていくらしい。壁が埋まっていくのを毎週見に行く楽しみ方ができる作りになっている。

ちなみに2026年の劇場版は第29弾の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』で、公式サイトによると公開日は2026年4月10日だった。年が変われば額の数字も変わる。要は「来年の映画に誰が出るのか」を一番早く教えてくれる掲示板が、ゲームの中の地下室に置かれているようなものだ。

行くのに必要なのは夢番地コードとオンライン加入だけ

手順はあっけないほど短い。あつ森の自宅にある「ゆめみのベッド」で寝て、案内されるまま夢番地コードを入れるだけ。あとはインターネット越しに公開されている島へ飛ばされる。条件として要るのは Nintendo Switch Online への加入で、ここはマイデザインのダウンロードと同じだ。

24部屋ぜんぶ違う、という作り込み

映画情報だけが目当てでも、行けばそれ以外で足が止まる。住民の部屋は全部で24あって、それがひとつずつ違うテイストで作られている。1部屋なら勢いで作れても、24部屋を別々の世界観で埋めるのはちょっと正気じゃない量だ。個人の島がここまで持つのか、と思いながら地下室にたどり着く流れになる。

コナン界隈はゲームの外もにぎやかで、アニメは「茜色の千秋楽」の3週連続放送が控えているし、コナン郵便局の限定グッズも出たばかり。あつ森のほうもJR北海道とのスタンプラリーみたいな企画が続いている。その両方が交わる場所が、原作者の個人の島だったという話でもある。

次の映画の顔ぶれが気になったら、公式サイトを更新する前にベッドで寝てみるのが早い。壁の絵が1枚増えているかもしれない。

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