オメガホーンの町名主「ウォーラン」は松田賢二、超ギャバンと同じ役名
『角醒ハンター オメガホーン』の第11話から、松田賢二さんが「ウォーラン」役で出る。前作『超ギャバン』で松田さんが演じた役も、名前はウォーランだった。
発表は9月27日の午前。本編の放送が終わった直後に、公式が第11話の予告を出し、その7分後に松田さん本人が出演を告知した。
本人が「来週から出ます」と告知
松田さんの投稿は10時7分。文面は短く、最後にタイトルをもじったあいさつが付いている。
「よろしくおめがほん申し上げます」。「お願い」を「おめがほん」に寄せた言い回しで、同じ日の昼前にはいいねが900件を超えていた。
役名はウォーランとだけ書かれていて、どんな人物かは本人の投稿からは分からない。
第11話のウォーランは「町名主」
人物像のヒントは、東映の公式エピソードガイドにある。第11話「砕け!立ちはだかる壁!」のあらすじはこう始まる。
インボカの町にて、人々を脅しているハンターを退けたシャウトと炎角。町名主のウォーランからもてなされ…
つまり今回のウォーランは、町をまとめる立場の人だ。主人公たちを歓迎する側として出てくる。
公式アカウントの予告ポストは、そこにもう一段ひねりを足している。
「町名主からもてなされ、スカウトされる!?」とある。もてなしの先に何か頼みごとがあるらしい。同じ回では、鉄壁のレイジも「あるモノ」を求めて動き出すと書かれている。
予告映像は公式YouTubeにも上がっている。
超ギャバンでもウォーランだった
ここからが本題。松田さんは前作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』(超ギャバン)にも出ていた。そのときの役名が「アシュトン・ヘスラ・ウォーラン」だ。
7月1日のゲスト紹介ポストでは、「銀河連邦警察の上層部が動き出す」と紹介されている。「正義の救い手か、それとも…?」という含みを持たせた書き方だった。
Wikipediaの松田賢二のページによると、出演は第20話から最終話まで。放送でいうと6月28日から7月19日の4週だ。
最終回から2か月ちょっとで、同じ俳優が同じ「ウォーラン」の名前で次の作品に出てくることになる。
前作キャラの客演とは別パターン
オメガホーンには、超ギャバンの人物がそのままの役で出てくる回がすでにある。Wikipediaのオメガホーンの項目のゲスト欄では、第2話に哀哭院刹那(赤羽流河さん)、第5話に風波駆無(安井謙太郎さん)、第8話にカレル・コム・ウィギレス(平岡祐太さん)らが、どれも『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の人物として載っている。
ウォーランが気になるのは、そうした「前作の人物の客演」とは見え方が違うからだ。今回の肩書きは町名主で、オメガホーンの世界の住人として出てくる。近いのは、超ギャバンの主人公・弩城怜慈を演じた長田光平さんが、オメガホーンで「鉄壁のレイジ」というハンターを演じているケースだ。
発表は7月19日、超ギャバン最終回の日に開かれたオメガホーンの制作発表だった。シネマトゥデイが「続投決定」として報じている。
ただ、レイジと怜慈の関係ははっきりしていない。Wikipediaのオメガホーンの項目では、レイジを次のように説明している。
前作『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の主人公と同名だが、関連性は不明。
同じページには「前作の人物も登場する」とも書かれていて、上の客演回がその実例にあたる。前作の要素が入り込む作りなのは確かだ。
片や銀河連邦警察の上層部、片やハンターの町の町名主。肩書きだけ見るとかなり離れている。レイジと同じく「名前だけ同じ別人」なのか、何かつながりがあるのか。予告の「スカウト」がどちらに転ぶかも含めて、第11話の見どころになりそうだ。
松田賢二は平成ライダーの常連
松田さんの名前で特撮を思い出す人は多いはず。代表作は2005年の『仮面ライダー響鬼』で、ザンキ(仮面ライダー斬鬼)を演じた。
2008年からの『仮面ライダーキバ』では、第2話から最終話まで次狼役で出ている。どちらも主人公を支えるベテランの役どころだった。
若い世代には、超ギャバンの上層部の人として覚えている人のほうが多いかもしれない。東映作品のベテランが新シリーズに合流する流れは、仮面ライダーマイスのおやっさん役に神尾佑さんが入った件とも似ている。
超ギャバンを最後まで見ていた人ほど、10月4日の放送で答え合わせをしたくなるはず。ウォーランの名前が出てきたら、前作との関係に注目してみて。