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Suica新キャラクターの投票が9月23日まで、C案の主役はモグラでなく「オレンジの子」のほう

2026年9月8日 ・ トレンド「Suica 新キャラクター 投票 2026 Suicaのペンギン 後継 3案 リス うさぎ オレンジの子 9月23日 モグラ」より

JR東日本が9月8日の15時、「Suicaのペンギン」の次を担う新イメージキャラクターの最終候補3案を公開して、ネット投票を始めました。締め切りは9月23日(水)の23:59。1人1票で、誰でも入れられます。

公式アカウントの告知はこちらです。3案の絵もこの投稿に付いています。

本文には「Suica導入時からイメージキャラクターを担ってきた「Suicaのペンギン」は、2027年3月31日に卒業し、同年4月1日から新たなイメージキャラクターにバトンタッチします」とあります。この投稿だけで、9月8日の夕方時点でいいねが1万1000を超えました。

候補はリスとうさぎ、そして「オレンジの子」の3つ

まず前提として、特設サイトに並んでいる3案には動物名のラベルが付いていません。ボタンの表記は「キャラクターA」「キャラクターB」「キャラクターC」だけです。動物の名前は、それぞれの制作意図を開くと出てきます。

A案はオレンジ色のリスで、頭のてっぺんから背中を通ってしっぽの先まで、黒い線が1本つながっています。制作意図には「身体の模様は、頭から尻尾の先まで一本のライン(RAILWAY)で繋がっています。」「日本をつなぎ、人々の生活をつなぐJR東日本さんから着想を得て、この形になりました。」と書かれていました。線路が体の模様になっているわけです。選考委員からは「表情が豊かで、物語が生まれそうな個性を感じる。」というコメントが付いています。

B案は紫一色のうさぎ。長い耳が2本立っていて、顔は白地に黒い目と小さな口だけという思い切ったつくりです。紫という色の選び方に理由があって、「スイスイ(安心)」を象徴する青と「ワクワク(感動)」を象徴する赤が混ざり合って生まれる色だと説明されています。選考委員のコメントも「非常にインパクトが強く、印象的なキャラクター。」「オリジナリティあふれるキャラクターで、アニメーションになって動くと、耳が揺れてさらにかわいらしくなりそう。」と、見た目の強さのほうを推していました。

C案はオレンジ色の体にピンクの大きな丸い耳、への字口に赤い鼻。足には黒い靴を履いていて、斜めがけしたポシェットから茶色い小さなモグラが1匹だけ顔を出しています。

3案とも、選考委員会が指名した若手クリエイターが、JR東日本グループ社員の想いをもとに描いた原案から選ばれたものだと説明されています。

C案の主役はモグラではない、モグラはポシェットの中にいる

ここが今回いちばんこんがらがっているところです。C案を「モグラ」と見出しに書いているニュースサイトがあり(日テレNEWSやライブドアニュースがそう)、一方で鉄道コムは「オレンジの子」と書いています。呼び方が媒体によって割れました。

公式の制作意図を読むと、モグラはメインではありません。「これからもっといろいろな場所で使えるSuicaなので、土の中しか見たことのないというモグラをポシェットに入れて、色んなところを見せてあげようとオレンジの子は思いつきます。」と書かれています。つまり主役は連れて歩いている側のオレンジの子で、モグラは連れられている側です。

さらに、そのオレンジの子が何の動物なのかは、狙って伏せられています。制作意図の締めくくりはこうです。

小さいモグラに色んな場所を見せてあげようとするオレンジの子の優しいところ、オレンジの子がなんの動物かいまいちわからないところにこだわりました。

正体不明であること自体がデザインの意図なので、「C案=モグラ」と覚えて投票ページを開くと、探しているものが1匹ぶんズレます。選考委員のコメントも「ふわふわしているかわいさがありつつも、頼れる強さがあると感じた。不思議な魅力があり、応援したくなる存在。」で、モグラのほうには触れていません。

投票は9月23日の23時59分まで、誰でも1人1票

投票規約はシンプルです。投票資格は「どなたでも投票可能」で、年齢・性別・職業・国籍などは問われません。回数は「お一人につき投票は1回までとします。」と明記されています。組織票で押し切るタイプの企画ではないということです。

決め方は「選考委員会にて集計後、最も投票数が多かったキャラクターが「Suica新キャラクター」となります。」。票数がそのまま結果になります。

集計する選考委員会のメンバーは7人で、市川 紗椰、きはら ようすけ、篠原 ともえ、しまぐち ニケ、津田 健次郎、水野 学、小山 薫堂の各氏が名を連ねています。

今回決めるのはデザインだけ、名前が決まるのは2027年3月

見落としやすいのがここです。9月の投票で決まるのはデザインだけで、名前はまだ決まりません。公開されている年表を並べるとこうなります。

  • 2026.03 JR東日本グループ社員の想いを集約
  • 2026.07 若手クリエイターによる原案制作
  • 2026.08 選考委員会によるデザイン選出
  • 2026.09 キャラクター投票(いまここ)
  • 2026.11 キャラクター決定
  • 2026.11〜 愛称募集
  • 2027.01 選考委員会による愛称審査
  • 2027.03 愛称発表・バトンタッチ式

つまり11月18日に姿が確定して、そこから改めて愛称の募集が始まり、名前のお披露目は2027年3月です。「Suicaのペンギン」に相当する呼び名が付くまで、あと半年ある計算になります。ちなみに結果発表の11月18日は、Suicaがサービスを始めた2001年11月18日からちょうど25年にあたる日です。

背景にあるのは「Suica Renaissance」という企画で、Suicaを「移動と少額決済のデバイス」から「生活のデバイス」へ広げるという方針が掲げられています。この流れの中で、ペンギン柄のSuicaカードは在庫限りで販売終了になり、次に買えるカードは無地に切り替わることも8月末に発表されていました。券面から先に消えて、キャラクター本体の交代がその後に来る順番です。

「ペンギンが強すぎて」という声も出ている

Xで目についたのは、3案の出来がどうこうより先にペンギンと比べる書き込みでした。「ペンギンが強すぎて、どれもいまいち弱いな」という投稿があり、「うーん、どれもイマイチ。ペンギンとどうしても比べてしまう。でもだんだん慣れて来てミャクミャク的にかわいく思えてくるんだろうか。」と、慣れの可能性まで織り込んで書いている人もいました。25年ぶんの積み重ねと初対面の絵を並べているので、そうなるのも自然ではあります。

一方で、もう推し候補を決めて投票を済ませた人もいます。「3番目のオレンジちゃんとポシェットのモグラちゃん🌸 なかよしさんでかわいすぎる🥰💖 このこたちに投票しました🧡🤎」と、C案のコンビ推しの声もありました。

どれが勝つにせよ、2027年4月から改札の向こうで見続けることになる顔です。締め切りは9月23日の23:59なので、言いたいことがある人は投票フォームから1票入れておくのが早そうです。

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