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東京駅始発なら新幹線は自由席で十分か論争、9月18日からの連休は「のぞみ」に自由席が無い

2026年9月1日 ・ トレンド「東京駅 始発 新幹線 指定席 自由席 どっち 差額 のぞみ 全車指定席 期間 2026 特大荷物 ピーク期間 シルバーウィーク」より

「東京駅は始発なんだから自由席でいいでしょ」。帰省や遠征の前に一度は誰かが言うやつが、8月29日のXで大きくざわつきました。東京から名古屋までの自由席特急券の写真を添えた1本の投稿に返信が1,334件付いて、指定席を取る側と自由席で足りる側の言い分がきれいに割れています。表示回数は2,449.1万まで伸びました。

添えられていたのは東京から名古屋までの自由席特急券

投稿の書き出しは「東京駅初で「指定席」座る人ってどういう心理状態なの」で、そのあとに「始発だから1000%座れるのに、わざわざ料金上げて指定座るなんて、イカれてる」と続きます。冒頭の「東京駅初」は打ち間違いだったようで、本人が同じ日に「東京駅初×→東京駅発◎」と訂正の投稿を出しました。訂正のほうにも867のいいねが付いています。

添付されていたのは本人の切符の写真です。券面には「乗車券・新幹線自由席特急券/特定特急券」とあり、区間は「東京・品川(都区内)」から「名古屋(市内)」。金額は¥10,560で、内訳は乗車券6,380円と特急券4,180円。乗車券は8月29日から3日間有効、自由席券は当日限り有効。発行は「2026.-8.29 東京駅MR924」でした。自由席派の主張は要するに、この4,180円のぶんで東京始発の列車に並んで座れば足りる、という話になります。

返信欄では指定席派が差額の小ささを理由に反論した

返信で目立ったのは、差額を理由に指定席を選ぶという声でした。「逆に500円ケチって自由席をとる方がよく分からないわ」という返信には2,519のいいねが付いています。「指定席しか取ったことがないんだけど、逆に自由席のメリットを感じられない ケチるほどの金額でもないし」というものもありました。

では実際の差額はいくらか。乗換案内サイトの駅探が出している東京から名古屋までの「のぞみ」の料金表では、片道で自由席が合計10,560円、指定席が合計11,100円と表示されていました(9月1日に確認)。ただ、別の媒体は指定席の特急料金を4,920円と書いていて、数字が割れます。JR東海の公式ページで両方を並べた表は見つけられなかったので、ここでは差額がいくらとは断定しません。確実なのは、投稿者の券面に印字された自由席特急券4,180円という数字のほうです。

自由席側の言い分は分かりやすくて、東京駅は東海道新幹線の起点なので列車は空の状態でホームに入ってきます。並んでおけば座れる見込みは高い。指定席側は、並ぶ時間が要らないことと、号車と席が最初から決まっていることにお金を払っている。どちらも自分の移動の都合から出てきた話なので、片方を切って終わる問題ではありません。

3辺の合計が160cmを超えるスーツケースは自由席に持ち込めない

料金の好みとは別に、指定席しか選べない場面がルールとして決まっています。荷物です。

JR東海の特大荷物の持ち込みについてのページでは、特大荷物を「3辺の合計(A+B+C)が、160cm超250cm以内のお荷物」と定義しています。置き場所については「一部指定席車両の最後部座席が「特大荷物スペースつき座席」です。」と書かれていて、名前のとおり指定席側にあります。

自由席の扱いも同じページに明記されています。「「特大荷物スペースつき座席」の設定の無い、自由席や一部の指定席号車に「特大荷物」をお持ち込みいただくことはできません。」。大きいスーツケースを転がして帰省する人は、そもそも自由席という選択肢を持っていないわけです。あわせて「事前予約せず特大荷物を車内に持ち込みされた場合、所定の手数料(1,000円・税込)をいただきます。」とも案内されています。

9月18日から23日は「のぞみ」に自由席が無い

そして、この論争そのものが成立しない期間がカレンダーに載っています。

JR東海の「のぞみ」全席指定席のページでは、繁忙期にあたるピーク期間に「のぞみ」を全車指定席で運転すると告知されています。対象は「東京~博多間を運転する、全ての「のぞみ」号が対象です。」。直近では2026年9月18日(金)から9月23日(水・祝)のシルバーウィークがこれにあたります。この6日間、「のぞみ」に自由席という選択肢はありません。

とはいえ新幹線から自由席が消えるわけではありません。同じページに「上記期間中も、「のぞみ」号以外の列車(「ひかり」「こだま」「みずほ」「さくら」「つばめ」)には、通常通り、自由席を設定します。」と書かれています。この期間に自由席で行きたいなら「ひかり」や「こだま」を選ぶことになります。

切り替わるのは「のぞみ」の自由席1・2号車で、JR東海は1列車あたり165席と書いています。では、その期間に自由席特急券を持って「のぞみ」の乗り場に立ったらどうなるか。同じページのよくあるご質問には「自由席特急券等ではご着席いただけません」とあり、続けて「普通車のデッキ等をご利用いただくことができます。ただし、混雑等により、ご希望の列車にご乗車になれない場合がございます。」と案内されています。乗車そのものが弾かれるわけではないものの、名古屋までの1時間半をデッキで立って過ごす前提になります。

で、あなたはどっち派

返信が1,334件まで伸びたということは、指定席派も自由席派もそれなりの数がいるということです。どっちが正解かはここでは決めません。座って移動できれば何でもいいという人もいれば、席番号が決まっていないと落ち着かない人もいます。

ただ、9月の連休に東京駅から名古屋や大阪へ向かう予定があるなら、話は好みより先に日付の問題になります。18日から23日の「のぞみ」に自由席はありません。切符を取る前にカレンダーだけ確認しておくと安全です。

ちなみに東京駅の新幹線ホームまわりのネタだと、シウマイ弁当の「ご飯が足りない」を白米持参で解決しようとした人が東京駅で迎えた結末も相当なざわつき方でした。新幹線そのものの話なら、500系の長い鼻がカワセミのくちばしから生まれた経緯もどうぞ。

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