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「トランスフォーマー ザ・ムービー」40周年で日本初上映、東映動画が作っていた

2026年9月14日 ・ トレンド「トランスフォーマー ザ・ムービー 40周年 日本初上映 東映動画 森下孝三 1986」より

1986年に全米で公開された映画『トランスフォーマー ザ・ムービー』が、11月27日から日本の劇場にかかる。公開から40年、この作品は日本のスクリーンで本格的に上映されたことがなかった。9月14日の昼に公式Xと特設サイトが同時に発表している。

公式の説明は「諸般の事情により国内未公開」

告知を出したのは、作品の公式アカウント「【公式】TRANSFORMERS THE MOVIE」(@TF_specialevent)だ。投稿にはこうある。「1986年当時、諸般の事情により国内未公開となった本作が、40年の時を経て、日本のスクリーンで本格初上映となります。」

読んで分かるとおり、肝心の「諸般の事情」が何だったのかは書かれていない。当時の事情を説明する文章は公式のどこにも見当たらず、ここは推測するしかないのが現状だ。それでもいいねは投稿から数時間で8,000を超えた。

「アニメ制作」の欄に東映動画の名前がある

おもしろいのは特設サイトのスタッフ欄で、こんな顔ぶれが載っている。

  • 監督 ネルソン・シン
  • 脚本 ロン・フリードマン
  • 音楽 ビンス・ディコラ
  • 製作総指揮 マーガレット・アンロッシ、リー・ガンサー
  • 「アニメ制作:東映動画」
  • 日本側総指揮 森下孝三

東映動画は、今の東映アニメーションの旧社名だ。つまりアメリカで公開された劇場版のアニメーションを手がけていたのは日本のスタジオで、日本側の総指揮として森下孝三さんの名前まで出ている。日本の会社が動かした作品が、日本の劇場にはかからないまま40年が過ぎた、という形になる。当時のアメリカのアニメは日本のスタジオが動画を請け負う形が珍しくなかったとはいえ、ここまではっきり「国内未公開」と書かれるとやはり引っかかる。

同じ時期の作品が劇場に戻ってくる動きは続いていて、1991年公開の『老人Z』も4Kリマスターで12月18日から上映されることが同じ9月14日に発表された。

実写版から入った人には、そもそも存在が知られていない

日本で「トランスフォーマーの映画」と言われて浮かぶのは、2007年から始まったマイケル・ベイ監督の実写シリーズだろう。動画の終わりにリンキン・パークのピアノが鳴って「DIRECTED BY MICHAEL BAY」の文字が出るマイケルベイミームの元ネタも、あの実写1作目のエンドクレジットだ。ネタとして名前だけ知っている人は多いはずで、その21年前に劇場版のアニメが作られていたこと自体、実写から入った世代にはあまり伝わっていない。

中身については、ファミ通が全文を載せている配給元のプレスリリースに「コンボイ(オプティマスプライム)とメガトロンによる宿命の対決、主役級キャラクターに降りかかる思いもしない展開」という一文がある。40年前の作品なので知っている人は結末まで知っているが、初見で観られる機会が今回ようやく来たとも言える。

上映は11月27日から、ローソン・ユナイテッドシネマの30館

配給は株式会社ローソン・ユナイテッドシネマで、「全国のローソン・ユナイテッドシネマの30劇場にて公開」と告知されている。館名は特設サイトに全部出ているので、自分の県があるか探してみてほしい。

特設サイトのトップには公開までのカウントダウンが出ていて、発表当日の時点で残り74日だった。作品の詳しい情報はファミ通の記事にもまとまっている。40年待った人と、名前しか知らなかった人が同じ回に座ることになるわけで、その客席の空気はちょっと見てみたい。

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