横浜の古代エジプト展「ナイトミュージアム」、昼の常設展も入れて大人3,600円
横浜みなとみらいの体感型古代エジプト展「ミステリー・オブ・ツタンカーメン」が、10月も営業日は毎日ナイトミュージアムをやる。閉館後の暗い館内をランタン片手に歩き回って、謎解きに挑むイベントだ。8月・9月に続く3か月連続で、公式のお知らせによると10月は27日ぶん開催される。
料金は大人3,600円。展覧会の夜イベントとしては、パッと見そこそこいい値段に見える。ただこのチケット、夜だけの券ではない。
夜のチケットは常設展の料金に1,000円足しただけ
公式のお知らせが、見出しのすぐ下、いちばん目立つ位置に書いているのがこれ。
「ナイトミュージアムのチケットで、チケットに記載された利用日の昼間の常設展と夜のナイトミュージアムの両方をご利用いただけます。常設展チケットを別途購入いただく必要はありません。」
昼の常設展の通常チケットは、大人2,600円・中学生/高校生2,000円・小学生1,500円。対してナイトミュージアムは大人3,600円・中高生3,000円・小学生2,500円で、どの区分もぴったり1,000円差になっている。夜の謎解きの参加費が実質1,000円で、昼の展示はそのままの値段、という組み方だ。
しかも常設展の通常チケットは「ご退場後の再入場はいたしかねます」となっているのに、ナイトミュージアムのチケットを持っている人は常設展の時間中に限って再入場できる。昼に一周して、いったん外でお茶して、夕方に戻ってくる動きが許されている。
ランタンを持って「7つの謎」を解いて回る
中身は、灯りを落とした館内をランタンを手に探索して、展示のあちこちに仕込まれた「ツタンカーメンにまつわる7つの謎」に挑む形式。18時ちょうど、18時半、19時の3回制で、各回の定員は50名と決まっている。所要は1.5〜2時間ほど。
ひとつ注意がいるのは、夜だからこそ見られないものもあること。公式は「リニューアルにより新設された一部コンテンツは、ナイトミュージアムではご覧いただけません」と書いていて、ワークショップやスタンプラリーも日中だけの営業になる。夜の雰囲気は夜にしか味わえないが、展示を全部押さえたいなら結局昼から入るのが正解、というわけだ。昼の常設展込みという設計は、そのあたりとも噛み合っている。
参加者には全員、オリジナルのエコバッグが配られる。非売品で、デザインや色は選べない。ミュージアムショップは体験後も21時の閉館まで開いている。
ちなみにこのミュージアムが扱っているツタンカーメンの墓については、今年になって墓の奥に隠し部屋があるかもしれないという新しい観測データが出ていて、そっちはそっちで研究者の間がざわついている。
9月分は完売済み、当日券もリセールも無い
前の月の状況が、値段の話よりわかりやすい判断材料かもしれない。公式は開催日程の欄に「9月開催のナイトミュージアムのチケットは完売しております」と注記している。
9月3日に参加した人の投稿でも、この売れ方に触れている。
各回50名で1日3回、月27日ぶんでも枠としては限られる。しかも公式のFAQは、事前に完売した回の当日券は出さない、リセールもキャンセル待ちもやらない、定員を超える追加販売の予定もない、と三重に念を押している。購入後のキャンセル・払い戻し・振替も受け付けない。買うなら枚数を間違えないように、というのはそういう事情だ。
販売はアソビュー!だけで、他のチケットサイトには流れない。アソビュー!の販売ページが唯一の入口になる。
18時にいったん外へ出される
当日の動き方も、ふつうの展覧会と違うので先に知っておいたほうがいい。
昼から入る人は、まずチケットカウンターで受付して「参加者ストラップ」を受け取る。これを見せれば開館時間から18時(最終入館17時半)まで常設展を回れて、途中の再入場もできる。ただし常設展が終わる18時でナイトミュージアムの準備に入るため、参加者もいったん退場になる。そのあと各回の開始10分前に集合場所へ戻る、という流れだ。
18時半の回と19時の回の人には、公式がわざわざ「18:00以降は館内でお待ちいただけるスペースがございません」と書いている。館内で時間をつぶす作戦は通らないので、みなとみらいをひと回りして戻ってくることになる。最寄りはみなとみらい線の新高島駅2番出口から徒歩7分、みなとみらい駅3番出口からだと徒歩10分。外で30分から1時間をどうするかは、先に決めておいたほうが平和だと思う。
10月分の販売は9月18日20時に始まっている。9月がどうだったかを考えると、行きたい日があるなら早めに押さえておくやつだ。