「だがそれがいい」とは?意味・元ネタ(花の慶次)を解説
普通なら「ダメ」と言われそうなところを、むしろ「そこがいい」と力強く肯定する。逆張りにも似た、粋な褒め言葉が 「だがそれがいい」 です。
「だがそれがいい」とは?
「だがそれがいい」は、一般的には欠点・短所とされることを、「いや、むしろそこが良いんだ」と全面的に肯定する褒め言葉・肯定のフレーズです。ネガティブに見える要素を、あえてポジティブに読み替える。そのちょっとひねくれた、でも愛のある肯定の仕方がミソです。
元ネタ(花の慶次)
元ネタは、漫画『花の慶次 -雲のかなたに-』の主人公 前田慶次のセリフ。同僚の村井若水が、慶次の大切な甲冑を誤って傷つけてしまい、平謝りする場面で、慶次はこう言い放ちます。「だがそれがいい。その傷がいい!! これこそ生涯をかけ殿を守り通した忠義の甲冑ではござらんか!!」。傷という“マイナス”を、忠義の証という“最高の価値”に変えてみせる、慶次の器の大きさが表れた名シーンです。
(なお、ジョジョのシュトロハイムのセリフと混同されることもありますが、元ネタは『花の慶次』です。)
ネットでの使われ方
ネットでは、誰かが自分の欠点を卑下したり、一般に“ダメ”とされる要素が話題になったりしたときに、「だがそれがいい」と肯定・称賛する形で使われます。「不器用? だがそれがいい」のように、短所をあえて長所として褒め返すのが定番です。
使い方・例文
- 「このゲーム、難しすぎ。だがそれがいい」
- 「不器用な生き方だけど、だがそれがいい」
- 「クセが強い作風、だがそれがいい」
関連する言葉
物事をポジティブに読み替える発想は、逆に考えるんだ(ジョジョ)とも通じる“前向きな視点”。心から「良い」と感じたものへの称賛としては、尊いという気持ちとも地続きの、愛のある肯定の言葉です。