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「ゲラゲラポー」とは?意味・元ネタ(妖怪ウォッチ)と“ゲバゲバ”との関係を解説

ゲラゲラポー(げらげらぽー) ・ 2026年9月11日 公開

「ゲラゲラポー ゲラゲラポー」。2014年の小学校は、休み時間になるとだいたいこれが鳴っていました。アニメ『妖怪ウォッチ』のオープニング「ゲラゲラポーのうた」のサビです。当時ランドセルを背負っていた子が今は20代になっていて、ふと思い出したときに「そういえばあれ、どういう意味だったんだ」と検索する。そこでこのページにたどり着く人が多いので、答えから書いていきます。

「ゲラゲラポー」とは?

結論として、「ゲラゲラポー」に辞書的な意味はありません。歌詞の中で何かを指している言葉でもなく、語感だけで作られた掛け声です。「ゲラゲラ」は笑い声の擬音として日本語にありますが、「ポー」のほうに意味が当てられたという記録は残っていません。意味を調べに来た人には拍子抜けかもしれませんが、意味が無いまま全国の子どもが叫べるところがこの言葉の強さでもあります。

曲としての「ゲラゲラポーのうた」は、キング・クリームソーダのデビューシングル。2014年4月30日にFRAMEから発売され、作詞はmotsu、作曲は菊谷知樹が担当しています。TVアニメ『妖怪ウォッチ』のオープニングテーマとして使われ、オリコン週間チャートでは最高4位まで上がりました。キング・クリームソーダはこの1曲目からアニメと一緒に走り出したユニットで、以降も「ゲラゲラポー」を冠した曲を何本も出していきます。

元ネタ・由来

由来としてよく語られるのが、「ゲバゲバ・ピー」という別の掛け声です。1969年から71年まで日本テレビで放送されていたバラエティ『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』で使われていました。短いナンセンスコントを次から次へとつなぐ構成の番組で、コントのオチのたびに「ゲバゲバ・ピー」が入る。この語感に触発されて「ゲラゲラポー」が生まれた、とされています。

出どころはWikipediaと、音楽メディアのリスアニ!が2015年7月7日に公開した「遂にゲラゲラポーの謎が解明!さらに封印!?」という記事で、両方に同じ説明が載っています。ただ、作詞したmotsu本人が「ゲバゲバから取った」と直接語った発言までは確認できていません。なので、確定した事実というよりそう説明されている由来として受け取るのが正確です。

いずれにしても、放送が終わって40年以上経ったバラエティの掛け声と、平成生まれの子どもが叫んでいた掛け声が地続きになっている構図はおもしろい。意味の無い音の並びは世代を越えて強い、という話でもあります。公式チャンネル「妖Tube」に上がっているオープニング第1弾の動画は、2026年9月時点で約660万回再生。今でもコメント欄には「懐かしい」で来た人が並んでいます。

「ゲラゲラポー」は1曲じゃない

ここが検索で意外と出てこない部分です。「ゲラゲラポー」と名の付く曲は1曲ではなく、シリーズとして増え続けました。2枚目のシングルは表題が2つあって、しかもどちらにも「ゲラゲラポー」が入っています。

売れ方だけ見ると、2枚目の「祭り囃子でゲラゲラポー/初恋峠でゲラゲラポー」が最高2位でシリーズの最高位です。デビュー曲より上に行っているので、2014年の後半がブームのピークだったことがチャートからも読めます。

テレビの舞台にも上がっていて、キング・クリームソーダは2014年12月31日の第65回NHK紅白歌合戦に企画コーナーで登場。翌2015年12月31日の第66回では「アニメ紅白」コーナーに出ています。2年連続です。

2015年に封印され、2021年に戻ってきた

シリーズが途切れた理由も、けっこうはっきりしています。前述のリスアニ!の記事によると、2015年7月22日発売の1stアルバム『バイバイゲラゲラポー』の表題曲を最後に、「ゲラゲラポー」というフレーズの使用を封印したとのこと。アニメがセカンドシーズンに移るタイミングでの区切りでした。タイトルが「バイバイ」なのは、そのままの意味だったわけです。

封印が解けたのは2021年4月9日。『妖怪ウォッチ♪』のオープニングとして配信された「ゲラゲラポーの唄」で、6年ぶりに名前が戻ってきました。1曲目の「うた」がひらがな、復活作は「唄」と漢字になっているのが地味な違いです。

原作のほうも止まってはいません。2026年9月9日のNintendo Directでは『妖怪ウォッチ2 覇道』がSwitch 2で制作決定と発表され、翌日にはガシャポンの妖怪ウォッチ フェイスぬいぐるみの予約情報が出ています。スマホゲームの『ぷにぷに』も現役で、公式Xのジバニャンに恋人ができたという投稿が13万いいねを集めたのは2026年8月の話。当時の子ども向けコンテンツというより、今も動いているシリーズの初期の曲、という位置づけになっています。

使い方・例文

  • 「ゲラゲラポー、意味ないって今知った」
  • 「イントロ聞いた瞬間に小学校の教室が浮かぶ」
  • 「妖怪ウォッチ世代、ゲラゲラポーの2曲目まで歌える」
  • 「ゲバゲバが元ネタって言われても、親のほうが知らんかった」

会話で出るときは、曲名というより「あの頃」を指すスイッチとして使われることが多い言葉です。歌詞を全部覚えている人は少なくても、サビの4文字だけは全員が反応します。

関連する言葉

同じ『妖怪ウォッチ』でも、エンディングだったようかい体操第一は踊りとセットで広まったので、記憶の残り方が少し違います。オープニングが「叫ぶ」、エンディングが「踊る」で役割が分かれていました。

意味の無い音の並びが曲名になって定着したという点では、おどるポンポコリンマル・マル・モリ・モリ!と同じ型です。スーパーの店内で鳴っているあの曲を擬音のまま呼ぶポポーポポポポも、名前が意味ではなく音の写しになっているという意味では親戚にあたります。2014年前後の記憶がまとめて掘り返される流れは平成女児まわりの盛り上がりとも重なっていて、当時のグッズや曲がSNSで再発見される回数はむしろ増えています。

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