「彼氏のお金で行っちゃうバリ」の曲名は?Natchan Montana「BALI」の歌詞と元ネタ
TikTokで流れてくる「彼氏のお金で行っちゃうバリ」は、Natchan Montana(ナッチャン・モンタナ)の「BALI」という曲のフレーズです。「バリ」はインドネシアのバリ島のことです。
「彼氏のお金で行っちゃうバリ」とは?
曲のサビで繰り返される一節です。TikTokの音源として使われて広まりました。
歌詞の主題は、恋人のお金でバリ島へ旅行に行こうとしている、浮かれた視点です。夏から秋にかけての旅という設定です。
この「バリ」は地名のバリ島です。本人の彼氏が実際にバリ行きの航空券を2人分取っていて、その計画中の旅行をそのまま歌詞にしています。
元ネタ・由来
曲はNatchan Montanaが2026年8月12日に配信したシングル「BALI」です。作詞はNatchan Montana本人で、作曲とプロデュースはGeam、ミックスとマスタリングはTokiwaが担当しています。
Natchan Montanaは新潟出身で、東京を拠点に活動するラッパーです。報道によると、新潟高校を出て、東京の大学に通っているとされます。名前はMigosの「Hannah Montana」と本名を掛け合わせたものだそうです。
これまでの流れはこうです。
- 2026年3月に「MISO KING DISS」
- 6月にMouseとのEP『NATCHAN MOUSE』
- 8月に「BALI」
作られたきっかけ
音楽ナタリーのインタビュー(JOYSOUND 音楽ニュースに9月22日掲載)によると、彼氏の友人でもあるラッパーSad Kid Yazのスタジオで「彼氏が高級車に乗ってるみたいなことをラップしてみては」と言われたのが出発点です。そこで、実際に計画していたバリ旅行を題材にしました。
歌詞は2〜3日で書いたとのこと。ビートはいわゆるタイプビートで、BunnaBの「Bunna Summa」に影響を受けたと話しています。バズを狙って作った曲ではない、というのも本人の言葉です。
公式MV
本人は9月に実際にバリ島へ行き、そこで撮った映像が10月16日公開の公式MVになりました。MVは本人の公式チャンネルで見られます。
流行った理由
流れは、8月12日に配信、9月にTikTokで上昇、9月11日付のオリコン週間TikTok音楽チャートで2位、という順です。10月16日のMV公開時点で、Spotifyの月間リスナーは11万人を超えていました。公式MVの再生回数は、10月27日時点で約9.1万回です。
流行った要素は3つあります。
- 一度聞くと残るキャッチーなフック
- 打ち込み中心のシンプルなビート
- 真似しやすい振り付け
振り付けは本人が考えたもので、手をチョキにして横歩きする動きです。葛西臨海公園で、雨の中、彼氏に撮影してもらったと明かしています。公式のハッシュタグチャレンジはなく、動画を見た人がそのまま真似して広がりました。
音楽メディアのリアルサウンドは、2000年代のアトランタ風「リングトーンラップ」がTikTokで復活した流れとして紹介しています。
本人はインタビューで、配信の収益が入るのは数か月後と話しています。
使い方・例文
曲の中のフレーズなので、基本は音源に合わせて歌うか、振り付けと一緒に使います。旅行の予定を投稿するときに、フックの語尾だけ替えて使う人もいそうです。
- 「ボーナス出たから、自分のお金で行っちゃうバリ(歌いながら)」
- 「この曲、頭から離れなくて仕事中も『行っちゃうバリ』って口ずさんでる」
- 「チョキで横歩きの振り付け、友達とやったら普通に笑った」
関連する言葉
TikTokの音源から曲が広まった例としては、M!LKの曲から生まれた好きすぎて滅があります。
ほかに、曲のフレーズが先に有名になって、後から曲名が検索される流れでは、GReeeeNの曲が音MADで再燃したあいうえおんがくも近い例です。
同じように「サビだけ聞こえてくる曲の名前を探す」流れは、「ノリで入籍してみたらええやん」の曲名は「ハッピーウェディング前ソング」の記事でも書いています。