「お前のものは俺のもの」とは?意味・元ネタ(ドラえもん ジャイアン)を解説
友達の物も自分の物、自分の物はもちろん自分の物。どう転んでも自分が得をする、この理不尽きわまる理屈が 「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」 です。
「お前のものは俺のもの」とは?
このセリフは、漫画・アニメ『ドラえもん』のガキ大将 ジャイアン(剛田武)の名(迷)言。自己中心的で強欲な、力ずくで何でも自分のものにしてしまう考え方を表し、その思想は「ジャイアニズム」とも呼ばれます。理不尽の代名詞として、広く親しまれています。
豆知識(実は感動エピソードも?)
ちょっと意外な話も。この有名なセリフ、原作漫画にはほぼ登場しないとされ、アニメで広まった側面が強い言葉です。しかもアニメのあるエピソード(入学式の話)では、のび太が落としたランドセルをジャイアンが必死に追いかける理由として、「たとえのび太の物でも、俺の物のように必死になる(大切にする)」という、まさかの“友情”の意味で使われたことも。
さらにさかのぼると、似た言い回しはシェイクスピアの戯曲『尺には尺を』にも見られ、イギリスのことわざとしても残っているそうです。
ネットでの使われ方
ネットでは、強引で自己中心的なふるまいをツッコむネタとして使われます。相手の都合を無視して自分の得だけを主張するような場面で、「それお前のものは俺のもの理論でしょ」と指摘するのが定番です。
使い方・例文
- 「成果は自分、失敗は部下。お前のものは俺のもの上司だ」
- 「兄のゲーム機を占領、まさにジャイアニズム」
- 「シェアするって言いつつ全部食べる、お前のものは俺のもの」
関連する言葉
相手を押しのけて自分が優位に立とうとする心理は、マウントとも地続き。何もかも自分の思い通りに、有利な流れを独占する感覚は、オレのターン(遊戯王)のノリにも通じます。