「生殺与奪の権を他人に握らせるな」とは?意味・元ネタ(鬼滅の刃)を解説
うずくまる少年に向けられた、厳しくも本質を突く一喝。『鬼滅の刃』の物語の口火を切る名言が 「生殺与奪の権を他人に握らせるな」 です。
「生殺与奪の権を他人に握らせるな」とは?
このセリフは、漫画・アニメ『鬼滅の刃』の 冨岡義勇(とみおか ぎゆう)の名言。「生殺与奪(せいさつよだつ)」とは、「生かすも殺すも、与えるも奪うも、思いのまま」という意味の熟語で、他人の運命を一方的に握ることを指します。
つまりこの言葉は、「自分の生死や運命を、他人の手に委ねてしまうな。自分の力で道を切り開け」という叱咤です。
元ネタ・背景
登場するのは 第1話。主人公・炭治郎が家に帰ると、家族は鬼に殺されており、唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)は鬼に変貌していました。必死に妹をかばう炭治郎でしたが、鬼殺隊の冨岡義勇に一瞬で圧倒されてしまいます。戦う力も、覚悟も足りないまま、ただ相手にすがろうとする炭治郎。その姿を叱るように放たれたのが、この一言でした。物語のテーマを象徴する、重い名言です。
ネットでの使われ方
ネットでは、「大事なことを他人任せにするな」「自分で決めろ」という文脈で、半分本気・半分ネタで引用されます。仕事や人生の“主体性”を語るときに、ちょっと大げさに使うのが定番です。
使い方・例文
- 「昼食を人に決めてもらうな、生殺与奪の権を他人に握らせるな」
- 「他人の評価に振り回されない、が今年の目標」
- 「自分の休日くらい自分で守る、生殺与奪の精神で」
関連する言葉
「自分の意志で進む」という力強さでは、駆逐してやる(進撃の巨人)とも通じる、主人公(や導き手)の決意を示す名言。夢に向かって突き進む海賊王におれはなる(ワンピース)ともども、少年漫画は“芯の通った言葉”の宝庫です。