「等価交換」とは?意味・元ネタ(鋼の錬金術師)を解説
タダで手に入るものなんてない。何かを得たいなら、同じだけの何かを差し出す。人生の“ギブアンドテイク”を言い表した言葉が 「等価交換」 です。
「等価交換」とは?
「等価交換」は、荒川弘さんの漫画『鋼の錬金術師』に登場する、錬金術の基本原則。錬成(物質を作り変える術)の前後で、物質の量は変わらない。つまり、何かを得るには、それに見合う代価を支払わなければならないという考え方です。
現実の「質量保存の法則」に近い発想ですが、“錬金術=等価交換”というのは、あくまでこの作品オリジナルの設定である点は豆知識。主人公エドワード・エルリックの「人は何かの犠牲なしには、何も得ることはできない」という言葉が、この原則を端的に表しています。
ネットでの使われ方
ネットでは、「うまい話には代価がある」「努力なしに成果は得られない」といった人生訓のように引用されます。ちょっとした損得やギブアンドテイクの場面で、「これも等価交換だね」と言うのが定番。ちなみに作中では、「等価交換だ、俺の人生半分やるから、おまえの人生半分くれ!」という粋なプロポーズにも使われ、名シーンとして知られています。
使い方・例文
- 「時短の代わりに割高、まあ等価交換だね」
- 「楽して稼ぐは基本ない、世の中は等価交換」
- 「推しに全額課金、幸福との等価交換だと思えば安い」
関連する言葉
「代価を恐れず自分の力で進む」という覚悟は、生殺与奪の権を他人に握らせるな(鬼滅の刃)とも通じる少年漫画の“芯”。夢に向かって代価を払い続ける海賊王におれはなる(ワンピース)とも、まっすぐな熱量で響き合います。