「全米が泣いた」とは?意味・元ネタ(映画の宣伝文句)を解説
映画の予告CMの最後に、大きな文字でどーんと出てくる。感動大作の“お約束”ともいえる宣伝文句が 「全米が泣いた」 です。
「全米が泣いた」とは?
「全米が泣いた」は、ハリウッド映画の日本での宣伝でよく使われる キャッチコピー。もちろん文字どおり「アメリカ人全員が一人残らず泣いた」わけではなく、「本国アメリカで大好評で、感動して泣く人が続出した」という“感動の大きさ”を、大げさに伝える比喩表現です。
短い予告CMのなかで、その映画の“泣ける感動作”という魅力を、最も簡潔かつ印象的に伝えるための決まり文句として定着しました。一説には、1976年の映画雑誌に載った映画宣伝の「※全米が泣いた!」が古い例とされます。
ネットでの使われ方
ネットでは、その “盛りすぎ”な感じ自体がネタになっています。感動的な書き込みや動画に「全米が泣いた」と添えて大げさに褒めたり、逆に 「全米(全コメ)が泣いた」と、コメント欄の総意を表す言い回しにアレンジしたり。さらに、大したことないものを皮肉って「(誰も泣いてないのに)全米が泣いた」と揶揄するように使うこともあります。
使い方・例文
- 「この感動エピソードには全米が泣いた」
- 「オチが弱すぎて、全米が真顔になった」
- 「“全米が泣いた”系の予告、だいたい泣けるか怪しい」
関連する言葉
長く語り継がれるネットの“古典ネタ”という点では、Excelのイルカにまつわるお前を消す方法と同じ系譜。「泣ける」「感動する」という気持ちそのものを表す言葉としては、エモいとも隣り合わせの表現です。