「ベリベリホース」の由来は馬上インタビューの“グッド”抜け
「ベリベリホース」は、戸崎圭太騎手が2025年のドバイで「ベリー・グッド・ホース」の「グッド」を抜かして生まれた言葉です。
そのとき乗っていたダノンデサイルが、2026年11月1日の天皇賞(秋)を勝ちました。
この投稿で分かるのは、JRA自身がダノンデサイルを「ベリベリホース」と呼んだことです。
投稿によると、GⅠ4戦連続3着からの逆襲で、GⅠは3勝目になります。戸崎騎手は春秋を通じて天皇賞が初制覇です。
ダノンデサイルは大外の17番で、4番人気でした(netkeibaの入線速報による)。
由来は「グッド」抜け
話は2025年のドバイシーマクラシックにさかのぼります。ダノンデサイルがフランスの強豪カランダガンを破って優勝したレースです。
勝った直後の馬上インタビューで、英語の質問に戸崎騎手が「ベリーベリーホース!」と返しました。netkeibaは、これを“迷言”が飛び出して話題をさらった、と書いています。
詳しい舞台裏は、netkeibaの「ベリーベリーホース!」の舞台裏の記事にあります。
本人は2026年3月の日刊ゲンダイのインタビューで、由来をこう話しています。
おそらく「べリー・グッド・ホース」と単語を3つ並べたかったのに、グッドが抜けて「ベリー・ベリー・ホース(とてもとても馬)」になっちゃったんだろうなと。
本人の見立てでは、「とても良い馬」と言うつもりが「とてもとても馬」になった、ということです。
同じインタビューによると、戸崎騎手はドバイの記者会見で顔見知りの日本人記者から「日本でバズってる」と教えられましたが、そのころは「バズってる」という言葉も知らなかったそうです。
その後、坂井瑠星騎手にもっと使ったほうがいいと勧められて、言葉が独り歩きしたそうです。
本人は日刊ゲンダイのインタビューで「僕から広めちゃっているようなところもあります(笑)」と話しています。
記者クラブ賞の受賞理由に入った
この言葉は、ネタで終わりませんでした。
2025年度の東京競馬記者クラブ賞は戸崎騎手が受賞していて、JRAの発表には受賞理由が書かれています。
ダノンデサイルに騎乗したドバイシーマクラシックではフランスの強豪馬カランダガンを破って優勝し、レース後の「ベリーベリーホース」のインタビューは大きな話題を呼んだ。
勝ったことと並べて、あのインタビューが理由に挙がっています。
受賞時の本人コメントにも、この言葉が出てきます。
ドバイの勝利もそうですし、ベリーベリーホースが広まってくれたことで新しい自分を見つけられたというか、僕の人生の中でも大きな1年でした。
Tシャツもウイポもある
気になるのは「ベリベリホース」のグッズがどこで買えるかだと思います。
本人のYouTubeチャンネル「戸崎圭太のベリベリチャンネル」の概要欄では、ベリベリグッズは競馬グッズSTOREで買えると案内されています。
価格は商品一覧の表示で、税込かどうかは確認できていません。買う前に競馬グッズSTOREで確かめてください。
ゲームにもなっています。『Winning Post 10 2026』の特設ページによると、「戸崎圭太のベリベリチャンネル」とのコラボで、条件を満たすと特別な競走馬「ベリベリホース」が誕生します。
秋華賞は「ベリベリユアホース」
派生形も出ています。10月18日の秋華賞をモンローウォークで勝ったとき、本人チャンネルの動画タイトルは「【緊急】モンローウォークと秋華賞を勝ちました!【ベリベリユアホース】」でした。
この動画は本人チャンネルで公開されています。概要欄にはグッズの案内と著書の紹介もあります。
今日の勝利インタビュー
フジテレビ「みんなのKEIBA」の動画で、天皇賞(秋)の勝利騎手インタビューが見られます。
動画タイトルには「改めましてベリベリホースです」とあります。これは放送局が付けたタイトルで、戸崎騎手が今日の取材で実際に何と言ったかは、動画で確かめてください。
意味と由来が分かれば、「ベリベリホース」が今日のJRA公式の投稿に出てくるのも納得できます。ドバイの言い間違いが、天皇賞(秋)の勝ち馬の呼び名になったわけです。
同じ日にアメリカでは、テーオーエルビスがBCスプリントを勝っています。こちらはテーオーエルビスの「T O」の由来をまとめました。