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「ルイージマンション」で始まったゲームキューブが25周年、同時発売はたった3本

2026年9月14日 ・ トレンド「ゲームキューブ 25周年 ルイージマンション 任天堂 ローンチタイトル 2001年9月14日」より
天面にNINTENDO GAMECUBEのロゴが入った紫色のゲームキューブ本体。前面にコントローラ端子が4口並び、背面に持ち手が付いている
画像: 紫のニンテンドー ゲームキューブ本体(Public domain / Evan-Amos, via Wikimedia Commons

2001年9月14日、任天堂がニンテンドー ゲームキューブを発売した。今日でちょうど25年になる。

おもしろいのは、当時の公式サイトがいまも生きていることだ。任天堂のゲームキューブのページを開くと2000年代前半のレイアウトがそのまま出てくるし、「2005年12月以前発売の任天堂ソフト」という発売日つきの一覧も残っている。そこに載っている名前を数えると、発売と同時に並んだ任天堂のソフトは2本しかない。しかも先頭に立っているのはマリオではなく、弟のルイージだ。

同時発売のソフトは3本、任天堂の分は2本だけ

任天堂が公開している2005年12月以前発売の任天堂ソフト一覧で発売日をたどると、2001年9月14日の行に入っているのは『ルイージマンション』と『ウェーブレース ブルーストーム』の2本。どちらも希望小売価格は6,800円(税別)と書かれている。

残る1本は任天堂のソフトではない。セガの『スーパーモンキーボール』で、ゲームキューブのローンチで唯一のサードパーティ製ソフトだった。アーケード版からの移植で、スティックを倒してステージごと傾け、サルの入ったボールをゴールまで転がしていく。

本体のほうは希望小売価格25,000円(税抜)。公式のスペック表にはいま「オープン価格」とだけ書いてあるが、注記を読むと2005年10月27日に切り替わった後の表記で、発売当時は定価が付いていた。

マリオ本人の新作が出るのは10か月あと

同じ一覧で2001年の残りを見ていくと、任天堂のソフトはこんな並びになる。

発売日タイトル
2001年9月14日ルイージマンション/ウェーブレース ブルーストーム
2001年10月26日ピクミン
2001年11月21日大乱闘スマッシュブラザーズDX
2001年12月14日どうぶつの森+

年内に出た任天堂のソフトはこの5本で、マリオが主役のものは1本もない。『スーパーマリオサンシャイン』の発売日は2002年7月19日なので、本体が出てから10か月あいている。新ハードの立ち上げは、弟が背負う形になったわけだ。

その『ルイージマンション』は、ルイージが当ててしまったオバケ屋敷を、掃除機型の装置でオバケを吸いながら進むゲーム。任天堂の当時のソフト情報にもジャンルは「アクションアドベンチャー」、プレイ人数は「1人」と書かれている。シリーズの看板がジャンプアクションだった時期に、一番手をホラーコメディで通したのはなかなか思い切った選択だ。

ゲームの中身は、2018年にニンテンドー3DSへ移植されたときの紹介映像が任天堂の公式チャンネルに残っている。ライトの光でオバケを驚かせてから「オバキューム」で吸い込む、という遊び方は原作から変わっていない。

ゲーム1本が約1.5GBに収まっていた

いま初めて実物のスペックを見ると、たぶん一番びっくりするのはディスクだと思う。公式のスペック表によると、ゲームキューブのメディアは「直径8cmディスク」で、容量は約1.5GB。CDより一回り小さい円盤に、ゲーム1本がまるごと入っていた。スマホで撮った動画を数本入れたら埋まる容量だ。

本体もかなり小さい。寸法は150mm×110mm×161mmで、だいたい弁当箱くらい。記事の上に出ている写真で背中に付いているのは持ち手で、これを掴めば片手で提げて持ち運べる。前面に並んでいる丸い穴がコントローラポートで、こちらは最初から4つある。メモリーカードスロットは2つ。セーブデータはカセットでも本体でもなく、別売りのメモリーカードに入れる仕組みだった。

いまは Switch 2 の Nintendo Classics で遊べる

『ルイージマンション』は2025年10月30日から、Nintendo Switch 2 向けの「ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics」で配信されている。配信開始日は任天堂の公式ページで確認できる。サービス自体は Switch 2 の発売と同じ2025年6月5日に始まっていて、遊ぶには Nintendo Switch Online + 追加パックが必要になる。

このシリーズはファミコンの Nintendo Classics に『怒』が追加されたときのように、旧ハードのソフトがぽつぽつ足されていく形で続いている。ゲームキューブの棚もまだ埋まりきっていないので、当時のラインナップを上から眺めておくと次に何が来るか予想しやすい。

25年前の9月14日、紫の箱と一緒に店頭に並んだのは、オバケ屋敷のルイージと水上バイクとサルの入ったボールだった。マリオ抜きで新ハードを立ち上げる並びは、いま見返すとけっこう攻めている。

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