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「肩ズンFig.」にガチャピン・ムック、残り2枠の正体はPちゃんとコニーちゃん

2026年9月17日 ・ トレンド「肩ズンFig. ガチャピン ムック Pちゃん コニーちゃん ポンキッキーズ タカラトミーアーツ ガチャ 400円 全4種」より

タカラトミーアーツのガチャに「肩ズンFig. ガチャピン・ムックと仲間たち」が並び始めた。肩に頭を「ズン」ともたせてうとうとするあのシリーズに、ガチャピンとムックが来たわけだ。ここまでは想像どおりなんだけど、全4種と書いてある。残りの2枠が誰なのかで手が止まる人が多いと思う。

答えはPちゃんとコニーちゃん。どちらも『ポンキッキーズ』の住人で、名前を聞いて「いたわ」となるか「誰?」となるかは、だいたい世代で分かれる。

4体とも目を閉じている、手のひらに乗るサイズ

肩ズンFig.は、隣の人の肩に頭をズンともたれて眠る姿を立体にしたシリーズだ。公式の商品ページには「穏やかな表情で眠る姿は、全種類集めて並べたくなります」とあって、今回もその方針どおり4体そろって目を閉じている。本体サイズは約4.2〜5cm。ガチャピンとムックの身長差がそのまま出ているので、数字に幅がある。

価格は1回400円で、特設サイトの表記だと発売時期は2026年9月。公式の商品ページのほうには「9月7日週発売」と、もう少し細かく書かれている。実際、9月12日には全国のカプセルトイ専門店が入荷を告知していた。

ちなみに肩ズンFig.の値段は弾ごとにバラバラで、2026年2月の「ガチャマシン」は300円、7月の「カラフルピーチ」は500円が付いている。400円は今のシリーズでいちばん多い価格帯だ。

Pちゃんは「Pのつく言葉」しか話せないアルファベット型の宇宙人

さて、残り2枠の話に戻る。まずPちゃんのほうだ。

公式サイトのPちゃんのプロフィールには、アルファベット星P島出身のアルファベット型宇宙人で、年齢も性別も不明と書いてある。ここまででもだいぶ情報量が多いのに、続きがさらに強い。アルファベット星はAからZまでアルファベットの形をした26の島からできていて、P島出身のPちゃんの仲間はすべてPの形をしている。そして「話せる言葉はPのつく言葉だけである」

つまり会話が「ピー」とか「パピプペポ」方面に寄る。子ども番組のキャラ設定として振り切っていて、しかも30年近く経った今も公式サイトに一字一句そのまま載っている。立体になったのを見て「そういえばこいつ何なんだ」と調べた人の着地点が、だいたいこの1文になる。

コニーちゃんはうれしいとちょんまげが伸びる

もう1体のコニーちゃんも、プロフィールを読むと情報が渋滞している。

公式のキャラクター紹介によると、日本人のパパとアメリカ人のママのハーフで、日本語と英語のバイリンガル。誕生日は5月2日で8歳、出身地はアメリカ合衆国。特技はジャンケンで、番組の「ジャカジャカジャンケン」でコニーちゃんに勝つと1日ラッキーになるという設定だった。ペットはカエルのニュートンとフランシス。

そして頭のちょんまげについては、「うれしいと伸びるらしい?」と書かれている。公式が「らしい?」で濁しているのが妙におかしい。肩ズンFig.のコニーちゃんは寝ている状態なので、ちょんまげが伸びているかどうかは実物で確かめてほしい。

肩ズンFig.は147弾出ているのに、ポンキッキーズ枠は今回が初めて

この弾がちょっと珍しいのは、シリーズの歴史の中での立ち位置だ。

タカラトミーアーツの特設サイトで肩ズンFig.の棚を数えると、過去のものも含めて147弾が並んでいる。ポケモン、鬼滅の刃、ディズニー、ムーミン、ハリー・ポッター、初音ミク、ハイキュー!!と、だいたい思いつく作品は一周している状態だ。その147弾の中で「ガチャピン」の名前が出てくるのは、今回の1件だけ。権利表記の「©P-kies Family」も1回しか出てこない。

子ども番組そのものが避けられているわけではなくて、2026年8月には「ぐ〜チョコランタン」、5月には「ざわざわ森のがんこちゃん」が肩ズンFig.になっている。それでもポンキッキーズ勢だけは今まで来ていなかった。

ガチャピンとムックの出発点は1973年4月2日にスタートした『ひらけ!ポンキッキ』で、番組が『ポンキッキーズ』に変わった1993年に新しい仲間が加わった。Pちゃんとコニーちゃんはそのあたりのメンバーだ。1998年には「コニーちゃんタウン」「Pちゃん冒険アイランド」を含む夏のイベントも開かれている。今回の4人という並びは、90年代のポンキッキーズをそのまま切り取った編成になっている。

なお同じ2026年9月には、肩ズンFig.がサンリオの縁側のんびりと「アニメ『呪術廻戦』5周年」も出していて、3本とも400円だ。ガチャの棚の前で悩む月になっている。

余っているのはムック、探されているのはコニーちゃん

発売から数日で、Xの反応はきれいに2種類に割れた。完売の告知と、交換の募集だ。その両方に入る前に、全4種をそろえた人の投稿を置いておく。

9月12日から17日にかけて、カプセルトイ専門店のアカウントから完売の知らせが18件ほど流れている。イオンモール鈴鹿、博多マルイ、草加マルイ、長崎スタジアムシティ、りんくう泉南と場所もバラバラで、「再入荷は未定」と添えている店も複数あった。回転はかなり速い。

もうひとつの交換募集のほうが、需要の偏りをそのまま映していて面白い。検索に出てくる募集を10件ほど拾って中身を見ると、7件が「求)コニーちゃん」で、6件が「譲)ムック」だった。ガチャピンを探している人も4件いる。つまりムックがダブりやすく、コニーちゃんがなかなか出ていない。狙いを定めて回すなら、ムック以外が出た時点でいったん手を止めるのが正解かもしれない。

そのコニーちゃんを引き当てた人は素直にうれしそうで、「『コニーちゃん』狙いだったのですが、見事にGETできました」という報告や、「コニーちゃんの立体物が増えて嬉しい」という声が上がっていた。コニーちゃん単体のグッズはそもそも多くないので、400円で立体が手に入る機会自体が貴重ではある。

タカラトミーアーツのガチャは同じ9月にベイマックスのぷくちゃーむも控えていて、ガチャの棚は相変わらず激戦だ。ポンキッキーズ世代の人は、見かけたら1回だけ回してみてほしい。Pちゃんが出ても、それはそれで話のタネになる。

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