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巨人が育成5位で指名した「関蓮太郎」は14歳、中学生の指名は史上初

10月22日のドラフト会議で、巨人が川崎市立向丘中3年の関蓮太郎捕手を育成5位で指名した。14歳で、ドラフトの中学生指名は育成を含めて史上初になる。

巨人公式の投稿は、育成1巡目から5巡目までを並べたリストの最後に「育成5巡目 #関蓮太郎 選手(川崎市立向丘中学校)」と書いていた。前の4人は大阪桐蔭、宇部工業、北越と、高校やクラブチームの名前が続く。その流れで急に「中学校」が出てくるので、読んでいて二度見する。

史上初の中学生指名、最年少も更新

日刊スポーツ(Yahoo!ニュース配信)のドラフトデータによると、ドラフトで中学生が指名されたのは、育成枠を含めて史上初めてだ。関は14歳9カ月で、これまでの最年少記録も更新した。

前の記録は2004年の辻本賢人投手。阪神が8巡目で指名したときは15歳10カ月だった。ただ辻本は、当時アメリカのマタデーハイスクールを休学中の立場で、日本の中学生が指名されたわけではない。

日刊スポーツによると、NPBの野球協約には、新人選手の契約について年齢を決めた文言が載っていない。中学生の指名はこれが初めてなので、前例にあたる決まりが見当たらなかった、という話でもある。

関蓮太郎はどんな選手か

Full-Countによると、関は5歳で野球を始め、川崎市の少年野球チーム「宮崎台バーズ」でプレーしてきた。2023年末のNPBジュニアトーナメントで巨人ジュニアに選ばれ、2024年にできた巨人U15ジュニアユースには1期生として入っている。

今年はメキシコであったU-15ワールドカップの日本代表に入った。主将で正捕手で4番という並びで、打率.333、2本塁打、11打点。敢闘賞とベストナイン(捕手)に選ばれ、3位決定戦では2ランも打っている。

巨人が指名発表のリリースで推した点は、デイリースポーツが引用している。

  • 「二塁送球で2秒を切る中学生離れした肩力が最大の魅力」
  • 投手や外野手もこなす
  • 捕手でありながら、50m走は6秒台前半

球団は最終的に、一軍の正捕手になれる人材として長期で育てる目標を掲げている。179cmで82kgという体格もあわせて、ここまで来ると「14歳」という数字のほうが信じにくい。

高校に通いながら育てる方針

育成選手は支配下登録とは別の契約で、そのままでは一軍の試合に出られない。巨人の榑松伸介スカウトディレクターは、デイリースポーツの取材に、高校には通うと説明している。そのうえで巨人の練習にも参加していく形になるという。

初めてのケースなので手探りの部分もあるが、施設もあるのでそこで育てていく、というのが球団側の説明だ。

関本人は球団を通して、ジャイアンツJrとジュニアユースで巨人のユニホームを着てきたので嬉しい、とコメントしている。同時に、よく分からないことも多いので家族と相談して今後を考えたい、とも話した。

会場の反応は、Full-Countが「ほんとに中学生!?」というどよめきだったと伝えている。ドラフト終盤に入っての指名だったので、見ていた側も不意を突かれたはずだ。

今年の巨人は、ドラフト1位入団の竹丸和幸が新人左腕として87年ぶりの10勝を挙げたシーズンでもある。その巨人が、今度は史上初の中学生を指名した。指名が終わったあとの注目は、本人と家族の決断と、高校でどこに進むのかに移っていく。

指名の詳細はNPBのドラフト会議ページで、経歴はFull-Count、記録の比較は日刊スポーツの記事(Yahoo!ニュース)、球団側のコメントはデイリースポーツで読める。

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