← 一覧へ スポーツ

「アジア選手権2026」バレーボール男子が優勝、この1勝がLA五輪の出場権になる

2026年9月13日 ・ トレンド「バレーボール アジア選手権 2026 男子 日本代表 優勝 イラン ロサンゼルス五輪 出場権 髙橋藍」より
決勝が行われた北九州市立総合体育館の外観
画像: 北九州市立総合体育館の外観(Public domain / Kugel, via Wikimedia Commons

決勝を1試合勝っただけで、2年後のオリンピック出場が決まる。そんな大会がついさっき終わりました。バレーボール男子日本代表が、9月13日の「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」決勝でイランを3-0で下して優勝。日本バレーボール協会(JVA)は、この結果でロサンゼルス2028オリンピックの出場権を獲得したと発表しています。

決勝はストレート勝ち、第2セットは石川祐希のサービスエースで締めた

大会は9月4日に北九州市立総合体育館(福岡県北九州市)で開幕。日本は9月11日の準々決勝でインド、12日の準決勝で韓国をいずれもストレートで退けて決勝に進みました。

そして13日の決勝。JVAによると、試合開始前時点でFIVB世界ランキング6位の日本に対し、イランは17位です。第1セットは西田有志のスパイクで25-21。第2セットはデュースにもつれ込みましたが、石川祐希のサービスエースで26-24と振り切りました。第3セットも西田のネットインのサーブで24-22とし、最後は山本智大のブロックカバーから石川がブロックアウトを決めて25-23。1セットも落とさずに優勝を決めています。

JVA公式アカウントの優勝報告には4万6000件を超える「いいね」が付いていて、投稿の締めも「最後までご声援をお送りいただきありがとうございました!」でした。

優勝がそのままLA2028の出場権になる仕組み

「アジアで優勝したら五輪に出られるの?」と思った人もいるはずなので、JVAが4月に出している出場枠の資料で確認しておきます。

ロサンゼルス2028の全体枠は男女各12(開催国1+11)で、出場選手数は男女各144人。この11枠の内訳が、今回の優勝がそのまま出場権になった理由です。JVAの資料には、大陸選手権枠について「2026年に行われる5つの大陸選手権(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北中米カリブ、南米)の最終順位において最上位となったチームが出場権を獲得する」とあります。つまりアジアの1枠は、今回のアジア選手権を勝った国のもの。日本はそれを決勝の1勝で取り切った形です。

大陸選手権以外の6枠は2027年のワールドカップとVNL2028の予選ラウンド終了時点の世界ランキングまで決まらないので、日本はそこを待たずに決着させたことになります。日本のバレーは、ここ数年の勢いがそのまま形になった格好で、男子はVNL2026の予選ラウンドを12戦全勝で通過した夏を経てのアジア制覇です。

MVPは髙橋藍、次は9月27日開幕のアジア競技大会

個人賞も日本勢が並びました。MVPとベストアウトサイドヒッターに髙橋藍、ベストセッターに深津英臣、ベストミドルブロッカーに小野寺太志が選ばれています。

日本代表の次の舞台は、9月27日に始まる第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)。アジア選手権が終わってから2週間後にはもう次が始まるという、なかなかの過密っぷりです。決勝の詳報はJVAのトピックスに、今後の試合日程は日本バレーボール協会の公式サイトに出ています。五輪の残り枠がどう埋まっていくのかと合わせて追ってみてください。

広告