← ミーム辞典トップへ ニコニコ用語

ボカロの「調声」とは?意味・「調教」との違い・神調声を解説

調声(ちょうせい)(ちょうせい) ・ 2026年7月6日 公開

ボカロ曲のクオリティを左右する、地道で奥深い作業。それが 「調声(ちょうせい)」 です。

「調声」とは?

調声は、ボーカロイドなどの歌声合成ソフトを細かく調整して、歌をブラッシュアップする作業のこと。ボカロの歌声は、そのままだと単調で機械的ですが、フレーズに合わせてピッチ(音程)やダイナミクス(強弱)などのパラメータを丁寧に変化させることで、自然な抑揚や、人間らしい表現を生み出せます。

「調教」との呼び方の違い

実はこの作業、呼び名をめぐる“論争”があります。

  • 調教(ちょうきょう):ボカロ黎明期から使われてきた呼び方。わかりやすく、広く普及
  • 調声(ちょうせい):「調教は本来動物に使う言葉で、キャラクターに使うのは不適切では」という議論から生まれた造語

どちらも同じ意味ですが、使う人の好みで分かれ、たびたび話題になります。

「神調声(神調教)」

とても上手な調声には、最大級の賛辞が贈られます。それが 「神調声(神調教)」。人間が歌っているかのように自然な歌声に対して、ニコニコ動画などで「神調教」とコメントする文化があります。

上達に必要なもの

上手な調声には、パラメータを操る「操作力」、理想の歌声をイメージする「イメージ力」、細かな違いを聴き分ける「リスニング力」。この3つが必要だといわれます。

関連する言葉

曲を作るボカロPにとって、調声は腕の見せどころ。歌声を録音・調整するミックス師の作業とも通じる、“声を仕上げる”技術です。