プロセカ「The Music Style」の6枚が公開、ブリキノダンスの天馬司ほか原曲まとめ
8月26日の19時半から配信された『プロセカ放送局 #35』で、9月上旬に予定されている企画「VOCALOID楽曲コラボ The Music Style」のカードイラストがようやく公開されました。7月末に組み合わせだけ先出しされて、そこから約1か月引っ張られていたやつです。
まず出てきたのがこれ。天馬司の【ブリキノダンス】です。
「キャラがボカロ曲の中に立っている」という企画
The Music Style は、プロセカのキャラクターとボカロ楽曲の世界観を掛け合わせるという趣旨の新企画です。7月27日の放送で企画名と組み合わせだけが発表され、「詳細は8月の放送局で」と引っ張られていました。
天馬司のカードを見ると、背景は歯車と鉄骨が組み上がった工場のような空間で、足元にはブリキの人形が何体も立っています。原曲『ブリキノダンス』の、あのモノクロで機械的な世界がそのまま3D化されたような絵です。司の髪も三つ編みが増えていて、軍服風の上着に帽子という、普段のワンダーランズ×ショウタイムの衣装とはまるで別人の格好をしています。
カードの仕様として公式が明記しているのは次の点です。★4のコラボ限定メンバーで、ヘアスタイルとライブ衣装が付く。特訓後の状態で登場する。サイドストーリーは付いていない。そして「コラボ限定メンバーは今後再登場する可能性があります」という但し書きも入っています。
6人と、それぞれの原曲
7月の発表で公開されている組み合わせは以下の6つです。原曲の投稿日と再生数はニコニコ動画のもので、いずれも8月26日時点の数字です。
| キャラクター | 楽曲 | 原曲の作者 | ニコニコ投稿日 |
|---|---|---|---|
| 星乃一歌 | モザイクロール(Reloaded) | DECO*27 feat. 初音ミク | 2021年10月8日 |
| 日野森雫 | ロミオとシンデレラ | doriko feat. 初音ミク | 2009年4月6日 |
| 白石杏 | PaⅢ.SENSATION | 雄之助(作曲)/牛肉(歌詞) | 2016年9月15日 |
| 天馬司 | ブリキノダンス | 日向電工 feat. 初音ミク | 2013年3月10日 |
| 宵崎奏 | Shadow Shadow | Azari feat. flower | 2021年9月27日 |
| MEIKO | 酔いどれ知らず | Kanaria feat. GUMI | 2022年5月2日 |
いちばん古いのが『ロミオとシンデレラ』で、投稿は2009年4月。ニコニコの再生数は1127万を超えていて、タグには「VOCALOID神話入り」が付いています。逆にいちばん新しいのが2022年5月の『酔いどれ知らず』で、こちらも583万再生。17年ぶんの幅がある選曲です。
『モザイクロール(Reloaded)』だけ少しややこしくて、原曲の『モザイクロール』は2010年7月にGUMIが歌ったもの(1328万再生)。今回カードに使われているのは、DECO*27が2021年10月に初音ミクで作り直したセルフリメイク版のほうです。曲名を検索するときは「Reloaded」が付くかどうかで別の曲が出てくるので、そこだけ注意です。
司の曲だけ、選曲がやけに刺さる
天馬司に『ブリキノダンス』を当てたのが、けっこう効いています。
原曲は日向電工が2013年3月10日に投稿した曲で、ニコニコの再生数は526万。投稿から82日で殿堂入り(10万再生)、2016年7月には伝説入り(100万再生)まで到達しています。歌詞はブリキの人形が踊り続けるという体裁で、人間へのやや辛口な風刺として読まれてきた曲です。
一方の天馬司は、スターになると言い張り続けて、笑顔と大声で場を回そうとするキャラです。そこにブリキの人形を重ねてきた形になります。カードが出た直後から、髪型を自分なりに描き直したファンアートを上げる人も出ていて、「三つ編みじゃない方はボサボサだったらいいな」といった細かい注文が飛んでいました。
反応は「6周年前になんてことを」
放送直後のXでは、絵の出来を褒める声と、財布の心配をする声が同じ勢いで並びました。「楽曲コラボイラスト良すぎてやっっっっばい」「みんな欲しいです」といった投稿に混じって、「周年前になんてことを」「来月復刻含めたら限定ガチャ10回開催?」と数を数え始める人もいます。プロセカは今年で6周年を迎えるので、9月はコラボと周年が続けて来る形になります。
もうひとつ多かったのが、続編を前提にした話です。「全員分実装何卒よろしくお願いいたします」「今回の楽曲コラボ盛り上げて第2、3弾に繋げるぞ」といった投稿があり、自分の推しにどのボカロ曲を当ててほしいかを勝手に組み始めている人も出ています。26人いるキャラのうち今回選ばれたのは6人なので、残り20人ぶんの妄想が動き出したという感じです。
原曲もついでに聴き直される
こういう企画のたびに起きるのが、原曲側の掘り起こしです。『ロミオとシンデレラ』は投稿から17年経った曲ですが、プロセカに実装されたことで今の中高生が新曲として聴いている、という現象がすでに何年も続いています。
同じ放送では、全26人を3つのグループに分けて10月・11月・12月に開催するコネクトライブの新シリーズや、6周年に合わせた「全世界プロセカ一斉調査」も発表されています。The Music Style の開催日は「9月上旬」とだけ告知されていて、具体的な日付は続報待ちです。
カードの絵柄が気になった人は、まず原曲のほうを一周してから9月を待つのがいいと思います。