「おばさん構文」とは?意味・特徴・おじさん構文との違いを例文で解説
「〇〇ちゃ〜ん🌸 元気にしてる〜?😊 ちゃんとご飯食べてる?💕」。ハートや花の絵文字がこれでもかと並び、心配と愛情がにじみ出る。そんなメッセージを、ネットでは 「おばさん構文」 と呼びます。
「おばさん構文」とは?
おばさん構文は、中高年の女性が、LINEやSNSのメッセージで使いがちな独特の文体を指すネットスラングです。絵文字を大量に盛り込み、相手の体調や食事を気づかい、励ましや愛情表現を全力で送る。その“お母さんみたいな距離感”から、受け取った側が思わず「これぞおばさん構文」と感じてしまう、あの雰囲気を言い表します。
先に広まったおじさん構文の女性版として生まれた呼び名で、こちらも本人に悪気はまったくなく、むしろ相手を思う気持ちがあふれた結果、というのが味わい深いところです。
おばさん構文の特徴
「これぞおばさん構文」とされる、代表的な“クセ”がこちらです。
- ハート・花の絵文字を連打:💕🌸😊✨などを、一文ごとに2〜3個まとめて添える
- 母性的な気づかい:「ちゃんと寝てる?」「ご飯食べてる?」「風邪ひかないでね」と、とにかく心配してくれる
- 励まし・愛情表現が全開:「いつも応援してるからね💪」「大好きだよ〜😘」とストレートに伝えてくる
- 長文になりがち:近況報告や気づかいが盛り込まれ、一通が長くなる
- やわらかい語尾:「〜だわね」「〜してね〜」「〜かしら」と、ふんわりまとめる
要は、相手を気づかう気持ちを絵文字と言葉で目いっぱい表現した結果、あたたかさが振り切れてしまう文体、というわけです。
おじさん構文との違い
どちらも「絵文字が多い・長文・距離感が独特」という共通点があり、まとめて語られがちです。ただ、にじみ出るものが少し違います。
- おじさん構文:😊💦❗を多用し、部分的にカタカナ(「オハヨー」「ゴハン」)、そしてどこか下心や自分語りがにじむ
- おばさん構文:💕🌸✨などハート・花系が中心で、下心よりも母性的な心配・励ましが前面に出る
同じ「絵文字びっしり」でも、おじさん構文は“距離を詰めにくる”感じ、おばさん構文は“包み込んでくる”感じ、と覚えると違いがつかみやすいです。
例文
たとえば、こんな一文があれば、立派なおばさん構文です。
- 「〇〇ちゃ〜ん😊💕 おはよう🌸 今日も一日がんばってね〜✨ 無理しちゃダメよ🙏」
- 「この前は会えて嬉しかったわ〜😆💖 またご飯行きましょうね🍚✨ 体に気をつけてね😊」
関連する言葉
SNS上の“文章のクセ”を切り取ってネタにする流れは、いまや定番。男性版のおじさん構文はもちろん、感情的なメッセージを再現したヒス構文(お母さんヒス構文)も同じ“構文ネタ”の仲間です。ちなみに、自分の文章を変換して遊べる「おじさん構文メーカー」もあるので、まずは男性版で“構文化”の面白さを試してみるのもおすすめです。