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「おじさん構文」とは?意味・特徴・元ネタ(曲)をわかりやすく解説

おじさん構文(おじさんこうぶん)(おじさんこうぶん) ・ 2026年7月8日 公開

「元気ぃ〜?😊」「今度ゴハンでも行こうヨ🍴✨ なんてネ😅💦」。絵文字と顔文字がところ狭しと並び、なぜか少しの下心がにじむ。そんな独特のメッセージを、ネットでは 「おじさん構文」 と呼びます。

「おじさん構文」とは?

おじさん構文は、中高年の男性が、主に若い女性へのLINEやSNSのメッセージで使いがちな独特の文体を指すネットスラングです。長文になりがち、絵文字・顔文字が過剰、そして距離感がやけに近い……といった特徴から、受け取った側が思わず「うわ、おじさん構文だ」と苦笑してしまう、あの感じを言い表します。本人にまったく悪気はなく、むしろ気さくさや優しさの表れであることが多いのが、なんとも味わい深いところです。

おじさん構文の特徴

「これぞおじさん構文」とされる、代表的な“クセ”がこちらです。

  • 絵文字・顔文字の多用:一文ごとに😊💦❗などが入る。とくに「💦」「❗」の登場率が高い
  • 読点(、)が多い:「今日は、とても、寒いネ、」のように、こまかく区切る
  • 部分的なカタカナ:「オハヨー」「ゴハン」「ナンチャッテ」など、なぜか一部だけカタカナに
  • 距離感の近い誘い:「二人で会いたいナ😘」「疲れてない?癒やしてあげたいナ〜」
  • 自分語り・返信をうながす一言:聞かれていない近況報告や、「お返事待ってるヨ😉」のひと押し

要は、フレンドリーに距離を詰めようとした結果、かえって“いっぱいいっぱい感”がにじんでしまう文体、というわけです。

元ネタ・由来

言葉としての発祥は、2017年4月にX(旧Twitter)へ投稿された「オジサンになりきろう講座」というネタ投稿。中年男性風のLINE文面を紹介したこの投稿が話題になり、「おじさん構文」という呼び名が広く定着していきました。

そして2025年、この文体は思わぬ形で再ブレイクを果たします。クリエイター・吉本おじさんが手がけた楽曲 「お返事まだカナ💦❓おじさん構文😁❗️」(歌唱はバーチャルシンガーの雨衣)が、TikTokやショート動画で大流行。YouTubeのMVは1400万回を超えて再生され、Billboard Japanの「ニコニコ VOCALOID SONGS TOP20」に6週連続でチャートインするヒットとなりました。おじさん構文そのものを“歌って踊れる”ネタへと押し上げた、立役者的な一曲です。

例文

たとえば、こんな一文があれば、立派なおじさん構文です。

  • 「〇〇ちゃン、オツカレサマ〜😊💕 今日も一日ガンバったネ❗ ムリしてないかナ?💦」
  • 「この前のお店、美味しかったネ🍜✨ また二人で行こうヨ😉 なんてネ😅」

自分の文章、おじさん構文になってない?

「自分のメッセージ、もしかしておじさん構文かも……」と気になった人は、普通の文章をLINE風のおじさん構文に自動変換できる「おじさん構文メーカー」で試してみると面白いはず。あえておじさん構文に“変換”して友達に送る、というネタの使い方もできます。

関連する言葉

おじさん構文のように、ネットのいじりから生まれたネタが“曲”になって再バズするのは、近ごろの定番の流れ。感情が限界まで振り切れたことを表す滅(めつ)も、楽曲『好きすぎて、滅!』からブレイクした仲間です。SNS発の文体ネタは、きゅんですのような若者言葉とはまた違う角度から、世代ごとの“文章のクセ”を映し出す鏡なのかもしれません。