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「シーン」とは?意味・元ネタ(手塚治虫の発明)を解説

シーン(静寂の擬音)(しーん) ・ 2026年7月21日 公開

しんと静まりかえった部屋、気まずい沈黙。そんな場面に添えられる「シーン……」の文字。よく考えると、音がしていないのに“音”の文字がある。この不思議な無音の擬音が 「シーン」 です。

「シーン」とは?

「シーン」は、静寂・沈黙、つまり“音がしていない状態”を表す擬音(オノマトペ)。漫画やネットで、誰も反応しない、しらけた、静まりかえった空気を表すのに使われます。

実際には鳴っていない“無音”を、あえて文字にしてしまうという、よく考えると不思議な表現です。

元ネタ・由来(手塚治虫の「大発明」)

この「シーン」を漫画表現として広めたのは、漫画の神様・手塚治虫だとされています。1951〜52年に発表された作品『新世界ルルー』で初めて使ったとされ、手塚さん自身も 「音ひとつしない場面に『シーン』と書くのは、じつはぼくが始めたものだ」と語っています。

由来は、「しんと静まりかえる」の 「しん」から。音のない状態を音で表すという逆転の発想は、いまや当たり前になった漫画表現の“大発明”でした。ネットでも、反応がなくてしらけた空気を表すのに「シーン」は欠かせません。

使い方・例文

  • 「渾身のギャグを言ったのにシーン……」
  • 「会議で意見を求めたら全員シーン」
  • 「音がないのに“シーン”って発明した人すごい」

関連する言葉

“無音”を文字にした、漫画発のネットミーム。同じく音のない“圧”を表現したゴゴゴや、ピノコの造語アッチョンブリケとも通じる、コマの表現力を物語る名オノマトペです。