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3トンのゾウが“泳ぐ”のは自然の姿だった。富士サファリの夏限定「泳ぐゾウ」、水中の鼻はシュノーケル代わり

2026年7月14日 ・ トレンド「泳ぐゾウ 富士サファリパーク 2026 アジアゾウ 夏」より

体重3トン超の巨体が、水の中をゆうゆうと進んでいく。静岡・富士サファリパークの夏だけのお楽しみ、「泳ぐゾウ」が2026年も始まりました。プールサイドならぬアクリルガラス越しに、アジアゾウが泳ぐ姿を真横から見られる、迫力満点の期間限定企画です。

2026年は7月11日から、9月下旬まで

富士サファリパークの公式お知らせによると、「泳ぐゾウ」の公開期間は 2026年7月11日〜9月下旬(予定)。場所はサファリゾーン内のゾウゾーンです。体重3トン以上もあるアジアゾウが、水の中をダイナミックに泳いだり歩いたりする様子を、水中がのぞける特別な施設で観察できます。

同園はこの企画のために、ゾウが泳ぐ様子を側面から見学できるよう、長さおよそ60メートル・深さおよそ3メートルという大きな水路施設を用意したとされます。まさに“ゾウ専用の巨大プール”というわけです。実際に泳ぐ様子は、こちらの映像がわかりやすいです。

タネ明かし:ゾウは、もともと泳ぎが得意

大きな体を見ると「よく沈まないな」と思ってしまいますが、じつは ゾウは動物の中でもかなりの“泳ぎ上手”。あの巨体は水の中では浮力を受けて意外と軽く、太い四本の足で水をかいて、長い時間でもゆったりと泳ぎ続けることができます。

そして最大のポイントが、あの長い鼻の使い方です。泳いでいる間、ゾウは鼻の先だけを水面にひょいと出して、シュノーケルのように空気を吸うことができます。顔が水にもぐっていても、鼻さえ出ていれば息継ぎは自由自在。水中に鼻を入れても、人が鼻に水が入って「ツンとする」ような苦しさとは無縁なのです。

じつは“芸”ではなく、野生の暮らしそのもの

見どころとして紹介されると特別な曲芸のように思えますが、ゾウが泳ぐのは、野生でもふつうに見られる自然な行動です。野生のアジアゾウは、エサや新しいすみかを求めて、大きな川をざぶざぶと泳いで渡ることがあります。富士サファリの「泳ぐゾウ」は、そうした本来の生態を、私たちが間近で見られるように再現したもの。つまり“泳がされている”のではなく、ゾウにとっては気持ちのいい水浴びの延長というわけです。

見るなら、暑くて晴れた日がねらい目

ひとつ注意したいのは、ゾウが泳ぐ時間は決まっていないこと。その日の天候やゾウの体調によって、泳ぐタイミングや頻度は変わります。とはいえ傾向として、気温が高く晴れた日ほど、水に入る頻度が高くなるとのこと。じっくり観察したいなら、歩いて回るウォーキングサファリの観察ポイント「ゾウテラス」からの見学がおすすめだと案内されています。

猛暑の夏、いちばん気持ちよさそうなのは、もしかしたらこのゾウたちかもしれません。3トンの巨体がすいすい泳ぐ“涼”を、ぜひ真横から味わってみてください。

※開催期間・内容は富士サファリパークの発表にもとづく情報です。天候等により中止・変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。