一番くじ「怪獣超大全 vol.3」A賞はレッドキング、原型はゴモラの大山竜
一番くじ「ウルトラマンシリーズ 怪獣超大全 vol.3」のA賞は、レッドキングに決まった。原型は、第1弾でゴモラを作った大山竜さんだ。
10月15日の夜に、一番くじの公式アカウントが発売決定を告知した。
第1弾のゴモラと同じ原型師が戻ってきた
「怪獣超大全」のA賞は、「塊獣極致」というブランドの大型フィギュアだ。この名前は第1弾のゴモラから始まった。
今回のレッドキングを作る大山竜さんは、公式インタビューのなかで「塊獣極致シリーズとしては、二回目の原型ご担当」と紹介されている。第1弾のゴモラも大山さんの原型だった。
3弾の並びを見ると、A賞はこうなっている。
- vol.1(2025年3月19日から一番くじONLINE限定)ゴモラ、原型は大山竜さん、約23cm
- vol.2(2025年11月27日に店頭とONLINE)ガタノゾーア、原型は黒龍工房、約16cm
- vol.3(2026年12月23日からONLINE予定)レッドキング、原型は大山竜さん、約24cm
vol.2にはB賞にグリーザ(第二形態)もいて、こちらの原型はYoshi.さん。A賞の原型師は、弾ごとに違う人が担当してきた。vol.3で、大山さんだけが2回目になる。
1回900円は3弾とも同じ。販売は、vol.1がONLINE限定、vol.2は店頭もあり、vol.3は今のところONLINEだけが決まっていて、店頭の発売日はまだ出ていない。
大山さん自身も、インタビューの最後に「再び原型制作できる機会をいただけました」と書いたうえで、「いろんな原型師さんがアレンジした怪獣を見たい」とも話している。
ゴモラのあとに、なぜレッドキング
公式インタビューで大山さんは、レッドキングを選んだ理由をこう語っている。
「いつか作ってみたいと思っていた怪獣でしたので、選ばせていただきました。」
好きだったのは「凶悪な顔、粗暴で強いというキャラクター性」。全身が蛇腹のような皮膚で覆われたデザインも、子供の頃から格好いいと思っていたという。「前回のゴモラとは違うアプローチで制作出来るかも」というのも、決め手になった。
レッドキングは、1966年から放送された特撮ドラマ『ウルトラマン』に登場した怪獣だ。別名は「どくろ怪獣」という。
見どころは小さな頭と蛇腹の皮膚
大山さんがA賞の見どころとして意識したのは、小さい頭部と、ガサガサと音がしそうな全身の蛇腹モールドだという。
この2つは、もともと初代レッドキングのデザインに込められた狙いでもある。頭を小さくすると、体が大きく見える。全身を蛇腹で覆えば、着ぐるみ特有のシワが目立たなくなる。大山さんは今回、新しい要素は足さずに、こうしたレッドキングのコンセプトを自分なりに解釈して作ったと話している。
ほかにも、次のような点を挙げている。
- 真っ黒な眼
- 長い首
- 太い尻尾
地味なこだわりとして語っているのが、足の爪だ。デザイン画には爪が描かれているのに、実際のスーツでは爪の部分がへこんでいた。そのどちらも成り立つように、造形で両立させたという。
蛇腹モールドについて大山さんは、のちのゼットンなどにも使われた「初代怪獣特有のデザイン」だと思っている、とも話している。見て触って楽しめるように作った、とのことだ。
ラストワン賞は赤でも黒でもなく緑青色
ラストワン賞は同じレッドキングの色違いで、名前は「レッドキング 塊獣極致・匠道」。ただ、色違いと聞いて想像する赤や黒にはなっていない。
大山さんによると、ノーマルカラーと差をつけるため、最初は赤や黒などを考えたという。
「ですが初代レッドキングをイメージしているのでそれだと他のレッドキングになってしまう。」
そこで出した答えが、これだ。
「最終的に、色ではなく素材感を変える、という方向で考えて今の状態になりました。」
イメージは「金属の銅や真鍮に緑青(青サビ)が出た雰囲気」。色の名前を替えるのではなく、金属が古びたような質感に振った形になる。
匠道版の実物の仕上がりは、公式の続報を待つことになる。
B賞からG賞はまだ「???」
公式ページでは、A賞とラストワン賞のほかは、B賞からG賞まで「???」のまま。告知ツイートには「他にも2体の怪獣がラインナップ予定」とある。
つまりvol.3は、レッドキングのほかに怪獣があと2体入る。どの怪獣になるかは、まだ出ていない。
ONLINEの販売開始は12月23日の予定。店頭は未定なので、店で引きたい人は続報待ちになる。
商品の詳細は一番くじ公式の「怪獣超大全 vol.3」のページにある。過去弾はvol.1とvol.2のページが残っていて、ラインナップを見比べられる。
ウルトラ怪獣の立体物なら、バンダイの魂ネイションズが出したS.H.Figuarts ジラースや、ソフビの大型ラインのUキラーザウルスの記事もある。