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見た目はモルモット、でも“いちばん近い親戚はゾウ”。京都市動物園にケープハイラックスの赤ちゃん2頭誕生

2026年7月16日 ・ トレンド「京都市動物園 ケープハイラックス 赤ちゃん」より

まんまるの体に、つぶらな瞳。パッと見はモルモットかウサギのようなその小動物は、「ケープハイラックス」という。京都市動物園で、2026年7月8日にこの赤ちゃんが誕生した。母親の「ポテチ」と父親の「ニッパ」の間に生まれた命で、母は3頭を妊娠していたが、残念ながら1頭は死産、残る2頭が元気に生まれてきた

“大人のミニチュア版”が、階段を上って元気いっぱい

生まれたばかりの赤ちゃんは、まるで大人をそのまま小さくした「ミニチュア版」のような姿。ハムスターのような赤裸ではなく、最初から親そっくりのしっかりした見た目で生まれてくるのが、この動物の面白いところだ。

京都市動物園によれば、2頭は誕生の翌日にはもう展示場を元気に動き回り、自力で階段を上ったり、お母さんのポテチの背中によじ登ったりと、とにかく活発。母親も元気にごはんを食べているという。ただ、赤ちゃんは物陰に隠れていることも多いそうで、園は「静かにそっと探してみてください」と呼びかけている。宝探しのような楽しみ方ができる、というわけだ。

いちばん近い親戚は、まさかの「ゾウ」

そして、このケープハイラックス最大の“へぇ”がこれ。見た目は完全に齧歯類(ネズミの仲間)っぽいのに、系統的にいちばん近い親戚は、あの「ゾウ」なのだ。さらにいえば、海にすむジュゴンやマナティとも近縁。体長30cmほどの岩場の小動物と、地上最大級の陸上動物が“親戚”だというのだから、生き物の系統というのは本当に見た目では分からない。

ケープハイラックスはアフリカの岩場などで群れをつくって暮らす草食動物で、日なたぼっこが大好き。愛らしい見た目と、ゾウの親戚という意外な肩書きのギャップは、知れば知るほどクセになる。京都市動物園の赤ちゃん2頭の様子は、同園の飼育員ブログでも報告されている。