マスターデュエルのリミットレギュレーション、禁止はΩ・アトラクター・オーバーテイク
遊戯王マスターデュエルの禁止カードが3枚増える。適用は2026年10月6日の13時から。
公式アカウントが9月24日の14時すぎに【予告】として告知した。投稿には、変更の方針と理由はアプリ内のお知らせで先に伝えている、とも書かれている。
禁止になるのはこの3枚
告知画像の見出しは「禁止となるカード(3枚)」。カードの左上に付いた数字はどれも「1」から禁止アイコンに変わっていて、今は1枚だけ入れられるものが0枚になる。
- PSYフレームロード・Ω(UR)光属性レベル8のシンクロモンスター。1ターンに1度、相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと自分自身を次の自分スタンバイフェイズまで除外する
- ディメンション・アトラクター(UR)闇属性レベル6の魔法使い族。自分の墓地にカードが無い時に手札から墓地へ送ると、次のターンの終了時まで墓地へ送られるカードが全部除外される
- シンクロ・オーバーテイク(SR)通常魔法。EXデッキのシンクロモンスター1体を相手に見せて、その素材に名前が書かれたモンスターをデッキか墓地から手札に加えるか特殊召喚する
墓地の利用を丸ごと止めるアトラクターと、1枚でシンクロの初動を作るオーバーテイク。役割は正反対だが、どちらも「1枚引けているかどうか」で試合の形が決まるタイプのカードだ。
公式が挙げた理由
告知画像には、規制の方針そのものも書いてある。「ランク戦やイベントで利用されているデッキの傾向と戦績を集計し、勝率・採用率が突出して高いカードやデッキの一部を、その影響度合いに応じた強さで規制いたします」。
そのうえで今回は「対策が困難な状況を作り出すデッキ」と「早期決着によりデュエルの駆け引きの要素が著しく損なわれるデッキ」が増えている状況を緩和・是正する目的で規制するカードを含む、と理由を添えた。デッキ名は出していない。
紙のOCGは5日早く同じ2枚を禁止
面白いのは、紙の遊戯王も同じ9月24日に動いていたこと。OCG公式が出した2026年10月1日適用のリミットレギュレーションでは、PSYフレームロード・Ωとディメンション・アトラクターがそろって「制限⇒禁止」に入っている。紙のほうが5日早く、同じ2枚が0枚になる。
マスターデュエルが一段踏み込んだのはシンクロ・オーバーテイクのほうで、紙では今回も制限、つまり1枚までデッキに入れられる扱いで据え置きだ。このカードは2021年の「ドーン・オブ・マジェスティ」収録で、紙で制限に入ったのも2026年7月と最近の話。デジタル版が先に0枚へ動いた形になる。
紙側の環境は紙側で動いていて、11月には「方界」に新規7枚が入るコンセプトパックも控えている。
制限と準制限は4枚
禁止の下にも動きがある。画像の数字は左が今の枚数、右が改訂後に入れられる枚数で、制限の2枚は「2→1」、準制限の2枚は「3→2」だ。
- 制限(2枚→1枚)は、キラーチューン・キューと絢嵐たる見神
- 準制限(3枚→2枚)は、絢嵐たるエルダムとThe Fallen & The Virtuous
キラーチューン・キューは召喚しただけで別のチューナーを呼べる光属性のチューナー。絢嵐の2枚は「サイクロン」を絡めて動く新しめのテーマで、見神は2ドローもできる速攻魔法だ。
この4枚のうち、キラーチューン・キューとThe Fallen & The Virtuous は紙の10月1日リストでも制限・準制限に入っている。紙のリストに名前が無いのは絢嵐の2枚だけで、そこはマスターデュエル側の判断ということになる。
分解ボーナスは11月1日9時59分まで
枚数が減るカードには救済が付く。10月6日13時から11月1日9時59分までのあいだ、減った枚数の分だけ、カード分解でもらえるクラフトポイントに+20ptが乗る。
禁止は1枚から0枚、制限は2枚から1枚、準制限は3枚から2枚。どれも減るのは1枚なので、ボーナスが乗るのも1枚分ずつになる。
注意書きも付いている。開始日にメンテナンスがある場合は、メンテナンスが終わってから分解ボーナスが適用される。
プレイヤーの反応
告知後のポストを見ると、まず目立つのは歓迎する側だ。
- 「Ωとかアトラクターが禁止になったのは、かなり良いと思う」
- 「アトラクター禁止嬉しいです」
ただし歓迎した人も手放しではない。前者は同じ投稿の続きで「来月は、エルフェンノーツと岩石が暴れる予感がする。マジック・キャンセラーは、早く禁止にした方が良い」と、今回手が入らなかった側を気にしていた。
内容そのものを紙と比べた人は「かなりOCGに近い感じだ」としたうえで、「しかしオーバーテイクまでなくなるとなると、さすがにキラーチューンは使われなくなるか」と書いていた。
とばっちりを食ったのがこれから絢嵐デッキを組もうとしていた人で、「絢嵐のカードが制限になるのでやめた方がいいのかな?と思っています」という声もあった。
一方で、もう次のデッキの資金として計算している人もいた。「クラフトポイントも不足していたタイミングなので忘れずに分解」。
適用は10月6日13時なので、それまでは今のレギュレーションのまま遊べる。手持ちのデッキが引っかかるかどうかは、アプリ内のお知らせで確かめておきたいところだ。
なお遊戯王のデジタル版はマスターデュエルだけではなく、2027年2月16日には『遊戯王 TAG FORCE GX』も出る。こちらはPSP『タッグフォース3』のリメイクで、当時から約200種類のカードが追加される。