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ポケモン「タマザラシ」に転がられた漫画、公式の体重は39.5kg

2026年9月13日 ・ トレンド「タマザラシ 体重 39.5kg 進化 トドグラー トドゼルガ ころがる 漫画 2026」より

「ころがる」の練習をしていたタマザラシが、床に座っていた飼い主の脚に突っ込む。飼い主は自分の痛みをすっ飛ばしてタマザラシの頭を心配し、ポケモンセンターに駆け込む。そこで告げられたのは、折れているのは人間の足のほうだという診断だった。べつのかかし(@betukakashi)さんが「さすがポケモン」のひと言だけ添えて投稿したこの4コマが、9万7千いいねを超えて伸びている。

「ころがる練習中のタマちゃん」に脚をやられる

1コマ目の柱には「ころがる練習中のタマちゃん」と書かれていて、青い丸がコロコロと転がっている。次のコマで、床に座ってスマホを見ていた飼い主の脚に「ゴッ」とぶつかる。

そこからの飼い主がいい。自分の脚はそのままに、タマちゃんを抱き上げて「ああああタマちゃん大丈夫!?」「頭痛い!?たんこぶとかできてない!?」「すぐポケセンに連れて行ってあげるからね!!」とまくしたてる。そして最後のコマでベッドに寝かされているのは飼い主で、看護師さんが「あなたの足が折れてますね」と告げる。隅には小さく「タマザラシちゃんは無傷です」と添えられている。

ペットを飼っている人ほど刺さる流れだと思う。ぶつけられた側の痛みより先に相手の心配が出てくるし、その挙げ句に病院に運ばれるのは心配した側だけ、という落ち方がきれいに決まっている。

公式ずかんのタマザラシは39.5kg

で、実際タマザラシはどれくらい重いのか。公式ポケモンずかんを引くと、高さ0.8メートル、重さ39.5キロと書かれている。分類は「てたたきポケモン」。

ピカチュウが6.0キロなので、ピカチュウ6匹半ぶんの塊が丸まって転がってきたことになる。床に座っている人の脛にその質量が当たったら、たしかに骨のほうが先に折れてもおかしくない。

おもしろいのは、「ころがる練習中」というのが漫画のための設定ではないところ。ずかんの説明文がもともとそうなっている。『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』のタマザラシの項目には「りゅうひょうの うえを コロコロと ころがって かいがんに たどりつく。 およぐには ふべんな たいけい。」とある。泳ぐのに向いていない体型なので、氷の上を転がって移動する生き物として公式に書かれているわけだ。つまりタマちゃんは、種族としてまっとうな練習をしていただけになる。

進化すると150.6kgまで育つ

タマザラシはトドグラー、トドゼルガと2回進化する。その体重の伸び方がまた容赦ない。

高さは0.8メートルから1.4メートルへ、0.6メートル伸びるだけ。ところが体重は39.5キロから150.6キロで、3.8倍になる。伸びるというより、みっちり詰まっていく感じの数字だ。

漫画の飼い主にとってこれは笑い事ではなく、同じ練習を続けている限り、いずれ150.6キロが転がってくる日が来る。ちなみに見た目の変わりっぷりで言えば、現実の犬でも黒ポメラニアンの子犬と成犬のビフォーアフターが「もはやポケモンの進化」と言われて19万いいねを集めたことがあった。

ポケモンの体重、だいたい見た目を裏切る

ポケモンの重さの設定は、絵から受ける印象とわりと食い違う。ゴンベは高さ0.6メートルで105.0キロあり、タマザラシより小さいのに2.6倍以上重い。カビゴンに至っては2.1メートルで460.0キロ。一方でマリルは0.4メートルの8.5キロと、抱えられる範囲に収まっている。

逆方向に振り切れているのがホエルオーで、ずかんに「いちばん おおきい ポケモン。」と書かれる高さ14.5メートルなのに、重さは398.0キロしかない。この落差については、インターメディアテクのミンククジラ骨格をホエルオーに見立てた話のときにも触れた。実物のクジラは体重がトン単位なので、並べるとポケモン側がふわふわに見えてくる。

そうやって数字を並べていくと、39.5キロで足を折ってくるタマザラシの被害はむしろ穏当なほうだ。転がられて済んでいるうちが華、ということにしておきたい。

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