サイゼリヤの値上げはいつから、「ミラノ風ドリア」は320円
サイゼリヤの値上げは、10月29日(木)からです。「ミラノ風ドリア」は300円から320円(税込)になります。
10月14日に公式サイトのNews releaseで発表されました。メニュー全般が平均6%の値上げで、400円のメニューは420〜430円になります。
据え置きは3つ、24店だけ平均10%
お知らせには、動かさないものも書いてあります。サイゼリヤの「提案商品」と位置づけている「フレッシュワイン」と、「ランチ」「モーニング限定メニュー」は価格変更なしです。
一方で、レジャー施設周辺と都市部の一部店舗24店は、平均10%の改定になります。同じ10月29日でも、店によって上がり幅が違います。
看板の価格が動くのは約6年ぶり
ミラノ風ドリアの前回の値上げは2020年7月1日で、税込299円から300円になりました。上げ幅はたった1円です。
文春オンラインによると、このときの全面的な価格改定のねらいは硬貨の削減でした。「1円、5円、10円硬貨の使用を減らし、取り扱い硬貨量の80%削減を目標に掲げる」と書かれています。
この1円値上げは当時、東洋経済が「サイゼリヤ「1円値上げ」が与える想定外の衝撃」という見出しで取り上げるほど注目されました。ドリアは年間約2500万食が出る看板商品です。
今回は2020年7月以来なので、約6年3か月ぶり。しかも1円ではなく20円です。
予告は7月の決算会見だった
値上げ自体は、発表の前から話題になっていました。プライシーなどの報道によると、2026年7月の決算会見で社長が「9月以降の価格改定を視野に入れている」と話しています。
9月下旬には、こんな投稿が広がっていました。
「約6年ぶりの値上げになるかもしれない。でもさ、今まで踏ん張ってくれたんだから、許す!」と書いた投稿で、この時点で検討の段階でした。それが10月14日に、日付と金額まで確定したことになります。
公式の文面は「当社の努力不足により」
お知らせを開くと、改定の理由はこう書かれています。
しかしながら、当社の努力不足により、食材の不足や原価上昇を吸収できない事態が発生しております。
原材料価格の高騰やエネルギー等のコスト上昇が続くなかで、これまで価格維持に取り組んできた、という説明が前段にあります。そのうえで「誠に申し訳ございませんが、お客様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と続きます。
値上げの理由を会社が自分の責任として書き、おわびの言葉まで添えている文面です。
反応は「許す」と「悲しい」
発表のあった14日のうちに、Xにはこんな声が出ていました。
ほかにも、いろいろな言い方が並んでいます。
- 「サイゼが高級になってしまった」
- 「今までが安すぎたんや」
- 「それでもまだ安い。酒カスにとってサイゼは本当にありがたい店だよ。」
- 「ワインは値上げしないから、サイゼリヤでワイン飲むのは最高ですね」
- 「良くて10円値上げだろうなあと思ってたからサプライズな気がするww」
ドリアは10円上げ程度と予想していた人もいて、20円はサプライズだったようです。ワインの据え置きを歓迎する声もありました。
300円で食べられるのは10月28日まで
320円になるのは10月29日からです。それまでは、いつもの300円で食べられます。
外食の価格改定は続いています。鳥貴族は10月1日から均一価格を410円にし、ミスタードーナツは9月30日から値上げしました。くら寿司は9月に最低価格を110円に下げる一方で、33品目を値上げしました。
サイゼリヤのメニューや店舗は公式サイトで確認できます。ちなみに「ミラノ風ドリア」の名前をめぐっては、恐竜の皿の「ティラノ風ドリア」が22万いいねを集めた話題もありました。