「ガイルヘア」ポップコーンバケツは海外AMC限定、本人が被って食べていた
ポップコーンの容器が、頭に乗る。実写映画『ストリートファイター/ザ・ムービー』でガイルを演じるコーディ・ローデスが、日本時間9月18日の午前1時すぎ、自分のXにその現物を出しました。ガイルの逆立った金髪をそのまま容器の形にしたポップコーンバケツで、本人はそれを普通に頭に被っています。
本人が被って、そのままポップコーンを食べる
投稿されたのは約32秒の縦向き動画です。ローデスはバケツを頭に載せたままポップコーンをつまんでいて、Game Sparkの記事にも「被ったままポップコーンを食べている様子が確認できます」とあります。かぶりものとしてちゃんと機能しているのが、この商品のいちばん変なところです。
添えられたコピーは「Aerodynamic. Ergonomic. Delicious.」。日本語にすると空力的、人間工学的、そしておいしい。プロレスのマイクパフォーマンスのようなキメ方をしていますが、話しているのはポップコーンの入れ物です。
投稿は18日の夕方時点で表示40万回、いいねは約7,300件、リポストが約1,200件、返信は151件付いていました。ローデス本人のXのプロフィール欄も、この時点では「QB1. GUILE. Golden Boy」と、ガイルが真ん中に入った状態になっています。
買えるのは海外のAMCだけ、日本の入場者特典はシール
投稿の2行目にある「The AMC Exclusive」が、日本から見ると一番つらい部分です。AMCシアターズはアメリカの大手シネコンチェーンで、日本には劇場がありません。価格はローデスの投稿にも記載がなく、Game Sparkの記事でも触れられていないので、いくらするのかは現時点で分かりません。
日本の劇場で配られるのは、入場者特典のキャラクターシールのほうです。リュウ・ケン・春麗・バルログ・ブランカ・ザンギエフの6種からランダムで配布され、100枚に1枚はリュウのレアシールになると告知されています。頭には被れませんが、こちらはこちらで当たり外れのある仕様です。
チケットについて本人が書いているのは「Tickets go on sale Monday!」だけで、何月何日の月曜なのかは明かしていません。
WWEのリングでも、すでにガイルヘアを被っていた
唐突に見えて、この人にとっては地続きの行動でもあります。ローデスは日本時間8月2日の「WWE サマースラム 2026」DAY1、CMパンク戦の入場演出で『ストII』のタイトル画面風の映像を流し、キャラクター選択画面まで再現しました。そのときステージに現れた本人は、スカルマスクの頭がガイルヘアーになっていたとGame Sparkが伝えています。
プロレスの入場で一度ガイルの髪を被った人が、今度は映画館の売店でガイルの髪を被る。宣伝の担当としてはこれ以上ないくらい素直な働き方です。
日本の凝ったバケツは、被らない方向に進化している
米IGNによると、映画館のポップコーン容器が凝りはじめたのは2024年の『DUNE/デューン 砂の惑星』あたりからで、各作品が変わった形の容器を出す流れが続いているとされています。今回のガイルヘアもその延長線上にあるわけですが、日本で起きている進化は方向がまるで違います。
たとえばTOHOシネマズが8月に出したホグワーツ特急ポップコーンボックスは、全長約54cmで水を入れると煙突から蒸気が上がる9,800円の機関車でした。買った人は机に飾り、写真を撮って並べます。日本は置いて眺める方向に全力で進み、アメリカは被って食べる方向に進みました。同じジャンルの商品なのに、着地点が逆になっているのが面白いところです。
Game Sparkの記事も、この一点を最初に書いていました。「被り物をポップコーンバケツに採用するという発想、日本ではなかなか出てこないかも」。たしかに出てこないと思います。
映画の公開は10月16日で、日本語吹替のキャストもすでに発表されています。日本で手に入るのはシールのほうですが、あの髪を頭に載せて劇場に座っている人の写真は、公開が近づけばXに流れてくるはずです。