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「東京ゲームショウ2026」最終日が台風で中止、払い戻しは21日分だけ

2026年9月19日 ・ トレンド「東京ゲームショウ2026 TGS2026 中止 開催中止 9月21日 台風25号 払い戻し 返金 9月20日 幕張メッセ 最終日」より
東京ゲームショウ2026の会場である幕張メッセの中央エントランス前。厚い雲が広がっている
画像: 曇り空の下の幕張メッセ中央エントランス(CC BY 2.0 / Nori Norisa, via Wikimedia Commons。当サイトで縮小・切り抜きをしています

9月19日の16時1分、東京ゲームショウ2026(TGS2026)の公式アカウントが「【重要】」付きのポストを出しました。最終日の9月21日(月・祝)を、終日中止にするという内容です。

今年のTGSは9月17日から21日までの5日間。19日から21日の3日間が一般公開日なので、中止になるのは一般公開の3日目、つまり会期そのものの5日目です。今まさに開催中のイベントの、残り2日のうち1日が消えたことになります。

中止は21日だけで、20日は予定どおり開く

公式サイトのお知らせは、20日と21日を分けて書いています。

20日(日)については「9月20日(日)は、予定通り開催いたします。」とはっきり書かれました。ただし後ろに「今後の天候や会場周辺の状況等により、安全確保のため、一部の設備やコンテンツの変更・中止等を行う場合がございます。」という但し書きが付いています。丸ごと開くけれど、中で何かが減る可能性はある、という形です。

一方の21日(月・祝)は、こう決まりました。

9月21日(月・祝)は、台風25号の接近に伴い、午後以降に風雨がさらに強まり、交通機関への影響も懸念されることから、ご来場の皆さま、出展社および関係者の安全、ならびに安全な帰宅を最優先に考慮し、終日の開催を中止することを決定いたしました。

「午前だけやる」でも「時間を早める」でもなく、終日です。もともと21日は9時30分から16時までで、17時終わりの19日・20日より1時間短い日程でした。その短い最終日が、まるごと無くなりました。

払い戻しの対象は21日分のチケットだけ

行く予定だった人がいちばん気にするのはここでしょう。公式の書き方は明快で、21日分は払い戻しあり、20日分は払い戻しなしです。

20日についての一文はこうです。「なお、予定通りの開催となるため、9月20日(日)ご来場分のチケットの払い戻しは行いません。」開催する日なので、行かない判断をしても返金はされません。

21日についてはこう書かれています。「9月21日(月・祝)ご来場分のチケットについては、払い戻しを実施いたします。払い戻し方法については、ご購入いただいた各プレイガイドからのご案内をご確認ください。」

肝心の手続きが「各プレイガイドから」になっているのは、TGSのチケットが1か所で売られていないからです。チケットページを見ると、1日入場券だけでもローチケ、チケットぴあ、セブンチケット、JRE MALL、CNプレイガイド、イープラス、チケミー、アニメイト、アソビュー!、Stagecrowdと10通りの販売経路が並んでいます。返金の手数料や締切は買った窓口ごとに違うので、公式がまとめて「こう返します」と書けない事情があります。詳細が固まり次第、公式サイトでも告知するとのことです。

もともとは「返金は一切できません」のチケット、21日分だけ例外になった

今回の払い戻しがどれくらい例外的なのかは、チケットページの注意書きを読むと分かります。

理由の如何に関わらず、ご購入チケットの変更・返金は一切できません。

同じ場所には「チケットはすべて日付指定です。日付の間違いによる返金・交換はできません。」とも書かれています。日付を間違えて買っても救済なし、というのが平常時のルールで、そこに主催者側の都合で開かない日ができたため、21日分だけ扱いが変わったという整理です。

値段も確認しておきます。一般公開日の1日入場券は中学生以上が3,000円(税込)で、小学生以下は無料。優先入場とグッズが付くファストチケットは各日6,000円です。このファストチケットの特典はトートバッグとステッカーで、色が日替わりになっていて19日がオレンジ、20日がブルー、21日がピンク。ピンクのぶんは、会場で渡す機会そのものが無くなりました。

そして3日間のファストチケットが丸ごと付くプレミアムチケットは30,000円。こちらは3日のうち1日が消える形になりますが、扱いはまだ書かれていません。販売がローチケのインターネット販売のみだったので、案内もそこから出ることになります。ちなみに同じページには30周年アニバーサリーチケットという受注販売の枠もあって、価格は3,300,000円と書かれています。

21日のステージは、一部をオンライン配信できるよう調整中

中止といっても、21日に組まれていた中身が全部消えるとは限りません。お知らせにはこう書かれています。

なお、9月21日(月・祝)に予定しているイベントステージの一部については、会場の安全状況を確認したうえで、公式番組としてオンライン配信を実施できるよう調整しております。

あくまで調整中で、配信の実施有無・内容・配信時間はどれも決まっていません。決まったら公式サイトと公式SNSで知らせる、という段階です。会場に行けなくなった人向けに、番組として拾えるぶんは拾おうとしている形になります。

会期中の中止はTGS30年の歴史で初めて

ファミ通は今回について「東京ゲームショウが会期中に中止となるのは、30年の歴史で初めて」と書いています。始まってしまったあとに1日を落とした前例は無い、ということです。

しかも今年は区切りの回でした。公式が開幕時に出した発表によると、TGS2026は30周年で「史上最長の5日間開催」。53の国・地域から1,138の企業・団体が出展し、規模も昨年を上回っています。会場は幕張メッセの展示ホール1から11と国際会議場、さらにTKP東京ベイ幕張ホールまで使う布陣でした。史上初の5日間の、5日目だけが飛んだことになります。

21日を狙っていた人のお目当ても、けっこう散らばっていました。コスプレエリアは登録料2,000円の登録制で3日間とも開いていましたし、カプコンブースでは『モンハンワイルズ:アセンダンス』の世界初プレイアブルが整理券配布で動いていました。仕事猫とカプコンのラバーキーホルダーのような会場グッズ狙いも、最終日は無くなります。

反応

公式ポストの伸び方が、そのまま影響の大きさになっていました。19日の夕方時点で表示は220万回を超え、リポストは1万件、いいねは6,700件ほど。ニュースというより連絡事項のポストなので、拡散されているぶんだけ「21日に行く予定だった人」がいたと読めます。Xの日本のトレンドにも「TGS中止」が入りました。

20日に行く人は開催されるので、持っているチケットはそのまま使えます。21日分を持っている人は、買った窓口からの連絡を待つのが先です。案内が来るまで手を動かす必要はありません。

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