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「手のひらPCパーツ」ガチャは全5種、グラボとメモリは無し

ターリン・インターナショナルが、インテルとマザーボード3社が監修したPCパーツのカプセルトイを出す。全5種で1回500円、10月21日から順次発売。ただしグラボとメモリは入っていない。

全5種はCPUセット、基板3枚、ケース

GAME Watch の記事によると、ラインナップは次の5種類。

  • Intel Core Ultra 7 270K Plus
  • ASRock Z890 Steel Legend WIFI
  • GIGABYTE Z890 AORUS ELITE WIFI 7 PLUS
  • MSI MEG Z890 ACE
  • PCケース

CPUはただの石ではなく、CPU本体と実物デザインのパッケージに加えて、ケース用ファン6個、CPUクーラー、電源までセットで付いてくる。マザーボードは3社の3種類で、どれもZ890チップセットを積んだ実在のモデルが元になっている。

ケースは側面から中が見える作りだ。公式の説明では、ファンや電源、3社のマザーボードを「任意に組み込み可能」とされている。

1台分をそろえるには、最低3種

公式の説明では、ケースに入れるファンと電源は、CPUセットに付いてくるものを使う。マザーボードは、ケースの中に好きな1枚を選んで入れる形だ。

つまり1台ぶん組むだけなら、CPUセット、マザーボード1枚、ケースの3種でいい。ダブりが一度も出なければ3回で1,500円。5種全部そろえても5回で2,500円になる。

ただしガチャなので、現実にはダブる。ケースだけがなかなか出ない、という事故も起こりうる。

紙の空き箱が付くのは「積む」ため

もう一つの売りが、各パーツに付くミニチュアパッケージ(紙製)だ。

自作PCの人は、買ったパーツの空き箱をそのまま積み上げて飾る。通称「積む」。ガチャ側がこの文化をわざわざ再現してきた形になる。

GIGABYTE(AORUS)の公式Xも、告知で「ミニチュアパッケージ付き」と書いている。

マザーボードについては「漆黒の基板やメカニカルな造形を、GIGABYTE公式監修で細部まで再現しています」とのこと。ASRockは耐久性が売りのSteel Legend、MSIは金のアクセントとドラゴンライティングが付くハイエンドのMEG Z890 ACEをそれぞれ再現している。

グラボもメモリも入っていない

発表のその日のうちに、5種のリストを見た人から反応が出ていた。

そして、GAME Watchの記事を引用した別の投稿には、こんな声もあった。

  • 「メモリが含まれてない所も令和っぽくて良き。」(@Twinklesnow1612)

見つけた範囲では、この2人。「令和っぽい」の意味は本人にしか分からないので、ここでは深追いしない。

事実として言えるのは、公式の5種にグラフィックボードもメモリもストレージも入っていないことだ。PCの中身というより、土台とCPUまわりを再現したセットになっている。

前作の「手のひら」ガチャは2023年

ターリンの「手のひら」系には、先行する商品がある。

  • 手のひらPC&サプライ動画配信セット(2023年1月発売・300円)
  • ネットワーク機器メーカー監修 手のひらネットワーク機器(2023年6月発売・500円)
  • 手のひらPC&サプライ ホワイトエディション(公式ページ・200円。発売時期は商品ページに書かれていない)

ネットワーク機器のほうは、A10ネットワークス、CISCO、古河電気工業の3社とのコラボだった。サーバーラックにセットでき、機器どうしをケーブルでつなげられる商品として売られていた。

今回の「メーカー監修」は、この2023年のネットワーク機器と同じ型だ。メーカーが監修して、組み合わせて遊べるようにして、500円で売る。

なお同じターリンのカプセルトイには、ぬい撮り用の小物を出す「ぬい用」シリーズもある。ぬい用パーティーメガネがその一つだ。

実物の最安値と比べてみる

せっかくなので、モデル名の実物がいくらするかも見ておく。価格.comの最安値で、10月14日時点。

CPUとMEG Z890 ACEの2つだけで、足すと169,513円。ガチャなら2回で1,000円。引き当てられれば、の話だが。

もちろんミニチュアなので動かないし、価格は日々動く。比べる意味があるのは「こんなものが500円で手に入る」というネタとしてだけだ。

探し方と、自作PC界隈の近況

販売は全国のカプセルトイ自販機コーナーで、10月21日から順次。取扱店舗リストは10月20日に、ターリンの公式Xと公式サイトで公開される予定だ。

公式Xのコピーは「異例の4大メーカー公式コラボ」。インテルとマザーボード3社がそろう企画は、確かにカプセルトイでは珍しい。細部を見たい人は、エルミタージュ秋葉原に載っているリリースも読んでみてほしい。

自作PC方面では、9月に「玄人志向」が「Crowxis(クロウシス)」に変わる発表もあった。

回すなら、まずケースが出てほしいところ。ガチャという言葉そのものの由来はミーム辞典のガチャにまとめてある。

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