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「ワイエス展」大阪にスヌーピーグッズ、理由は犬小屋の“本物”の絵

大阪で始まる「アンドリュー・ワイエス展」には、スヌーピーのグッズが並ぶ。理由は、スヌーピーが犬小屋にワイエスの絵を飾っているからだ。

会場はあべのハルカス美術館で、会期は10月3日から12月6日まで。フライヤーを手に入れた人(@datsu_kouchiku)が、9月30日にこんな投稿をしている。

美術展でスヌーピーとコラボと聞いて、なぜだろうと思っていたそうだ。スヌーピーは犬小屋にワイエスの作品を飾るほどのファンだと知って納得した、という流れ。いいねは370を超えた。

犬小屋に飾っていたのはワイエス

答えは展覧会の公式サイトのグッズページに、そのまま書いてある。

「作中のスヌーピーは、自分の犬小屋に『本物』のワイエスの絵を飾るほどの愛好家でした。」

『ピーナッツ』の作者はチャールズ M.シュルツ。あの赤い屋根の犬小屋に、スヌーピーは画家の本物の作品を飾っていたことになる。

公式はもうひとつエピソードを紹介している。治療費を払うのにお金が要る場面でも、スヌーピーは「ワイエスの絵を売るなんてお断りだ!」と断固拒否したという。犬なのに、コレクターとしての筋の通し方がちゃんとしている。

豊田では「誰?」がつながった

この展覧会は東京、愛知・豊田と回ってきて、大阪が最後の会場になる。豊田市美術館に行った人(@kuroneko_mako)は、ショップでスヌーピーのグッズを見てようやく腑に落ちたと書いていた。

スヌーピーのコミックスにときどき出てくる“ワイエス”を、登場人物でもないし誰のことだろうと、ずっと思っていたそうだ。写真には「PEANUTS × Andrew Wyeth」と入ったアクリルマグネットが写っている。

漫画で名前だけ知っていた人が、美術館で本物の絵を見て答え合わせをする。スヌーピー経由でワイエスに入る人がいてもおかしくない。

スヌーピーグッズは8種類

大阪会場の公式グッズページには、「アンドリュー・ワイエス × スヌーピー(PEANUTS)」として8品目が載っている。価格はすべて税込み。

  • アクリルキーホルダー(4コマ)990円
  • アクリルスタンド 1,980円
  • トートバッグ(ナチュラル/ブラック)各2,750円
  • Tシャツ(ホワイト/ブラック、S〜XL)各4,180円
  • ハンカチ(セピア/モノトーン)各880円

柄は、スヌーピーが満足げに眠っているアートが中心だ。セリフは「MY ANDREW WYETH IS GOING OVER BIG!」で、公式の訳は「僕のアンドリュー・ワイエスは最高だよ!」。

各商品とも1人3個までの制限がある。なお豊田の投稿に写っていたマグネットは、大阪のグッズページには載っていない。

特設ショップ(あべのハルカス美術館ミュージアムショップ)は、展覧会の観覧券がなくても使える。グッズだけ欲しい人は、ショップにだけ寄ることもできる。

1974年に33万人を集めた画家

アンドリュー・ワイエス(1917〜2009)は、アメリカの風景や人をリアルに描いた画家だ。日本では1974年に東京と京都で最初の個展が開かれ、33万人を集めた。

その後も1995年、2008〜9年と展覧会が続き、日本でも人気が定着している。今回は公式いわく「ワイエスの没後、日本初となる待望の回顧展」。前回の2008〜9年から数えると、十数年ぶりの開催になる。大阪会場の案内はあべのハルカス美術館の展覧会ページにまとまっている。

展示は日本初公開の15点を含む100点。作品に何度も出てくる窓や扉といった「境界」に注目した構成になっている。

大阪会場は12月6日まで

巡回は東京都美術館(4月28日〜7月5日)、豊田市美術館(7月18日〜9月23日)と続き、あべのハルカス美術館が3会場目だ。会期は前期と後期に分かれている。

展覧会の全体は公式サイト、グッズの写真はグッズページで見られる。

スヌーピーのコラボはほかにも、渋谷の銭湯「改良湯」のスヌーピーの湯や、熊本の「天草サブレ」のPEANUTSコラボ、しまむらのプロ野球×スヌーピーのサンダルを書いてきた。ワイエス展は、スヌーピー側に美術館と組む理由がちゃんとある珍しいパターンだ。大阪に行くなら犬小屋の話を思い出しながら本物を見てみて。

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