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日比谷駅の発車メロディ「ゴジラのテーマ」、編曲は方面別の2種類

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東京メトロ日比谷駅の発車メロディが、11月3日の始発から「ゴジラのテーマ」に変わった。編曲は方面別の2種類で、1・3番線と2・4番線がそれぞれ同じ曲になっている。

発表は10月6日。11月3日は1954年に初代『ゴジラ』が公開された“ゴジラの日”で、『ゴジラ-0.0』の公開日でもある。同じ日に合わせて、駅のほうも鳴り始めた。

4つのホームは2組に分かれる

何番線で何が流れるかは、公式リリースの本文にはない。ただし東宝発表を載せた映画ナタリーの記事に、番線ごとの割り当てが注記で書かれている。

つまり日比谷線と千代田線で曲が分かれているのではなく、線をまたいで、行き先の側が同じホームどうしが同じ編曲になる。ホームに立って聞く側からすると、4つの音が鳴るわけではない。

現場で録られた音

まず1番線。日比谷線の中目黒方面のホームで、始発の時間帯に録られた動画がこれだ。

ch_lover595さんは「新・発車サイン音(2026.11.03〜)」として、これを『ゴジラのテーマ(イントロver.)』と書いている。「イントロver.」はこの投稿者による呼び名で、公式の名称ではない。この動画は5万いいねを超えて伸びている。鳴り始めたのは11月3日の始発からだ。

では4つのホームでどう違うのか。1〜4番線を全部録って並べた人がいる。

Shin_Kaigandoriさんは動画4本を載せたうえで、「メトロにしては珍しく1・3番線と2・4番線で同じメロディが採用されてます」と書いている。上の割り当てを、実地で確かめた形だ。

もう1人、千代田線ホームの旋律を音名で書き起こした人もいる。

akky_akkさんの書き起こしは「ド シ ラ ー ド シ ラ ー ド シ ラ ソ ラ シ ド シ ラ ー」。耳で拾ったものなので、どの番線のものかは投稿からは分からない。楽譜が気になる人は、動画と見比べてみてほしい。

方面別に編曲を変えた理由

編曲の中身について、東京メトロ広報が週刊女性PRIMEの取材に答えている。

つまり目的は、同じ曲でも聞いただけでどっちの電車か分かるようにすること。駅のメロディは、乗り間違いを減らす案内でもある。

出典は週刊女性PRIMEの記事(Yahoo!ニュース)。2ページ目に旧メロディの扱いも載っている。

日比谷が選ばれた理由

なぜ日比谷なのか。公式リリースによると、日比谷は70年超にわたって「ゴジラ」シリーズを製作してきた東宝の本社があるうえ、「日比谷ゴジラスクエア」と「TOHOシネマズ日比谷」にそれぞれゴジラ像がある。「ゴジラの聖地」として親しまれていることから、東宝の協力で採用したという。

発車メロディは東京メトロにとって、保有する鉄道アセットの一つ。これを新たな広告商品として展開する取り組みで、本社所在地や発祥の地など、沿線地域との関係から曲を選んでいるとも書かれている。

映画のほうは、公開前のメイキング映像を扱った『ゴジラ-0.0』メイキング映像が公開、邦画初のFilmed For IMAXと実寸大の和光の記事でまとめている。前作の側は、金ロー『ゴジラ-1.0』の前週はALWAYS、山崎版ゴジラの原点は『続』でも触れた。

駅メロのゴジラは浦賀が先

駅メロにゴジラが使われるのは、実は日比谷が最初ではない。

京急は2008年11月14日、16駅の駅メロディ採用曲を発表した。そのなかで浦賀駅に選ばれたのが「ゴジラのテーマ」で、当時のプレスリリース(アーカイブ)の表には、由来として「たたら浜(観音崎)にゴジラが上陸したことに由来」と書かれている。

ウィキペディアの浦賀駅によると、接近メロディとして流れ始めたのは2008年11月21日。ただし同じ項目には、劇中で実際にゴジラが上陸したのは北品川駅付近とされる、という注記もある。

旧メロディと録音のマナー

それまでの日比谷駅の発車メロディは、11月3日の始発から使われなくなった。今後どうするかについては、広報は「現時点で決まっているものはない」と答えている。

もう1点、東京メトロは録音について呼びかけている。ホームに長時間留まること、駅構内の放送スピーカーに録音機器を近づけることなど、他の利用者の迷惑になる行為や列車の運行の妨げになる行為は控えてほしいという内容だ。録りに行く人は、スピーカーに近づいて粘るのはやめておこう。

日比谷駅に行く機会があれば、1番線と2番線、それか3番線と4番線を乗り比べるつもりで聞いてみてほしい。東京メトロの駅の名前の話なら、東京と大阪の「日本橋」、読み方は“にほんばし”と“にっぽんばし”も合わせてどうぞ。

参考: 東京メトロのニュースリリース/映画ナタリー

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