ゴジラのガチャ「肩ズンFig.」、しっぽの正体は巨大フナムシのショッキラス
ゴジラのガチャ「肩ズンFig.ゴジラ」で、ゴジラのしっぽに乗っている緑の生き物は「ショッキラス」だ。1984年版『ゴジラ』に出てくる巨大なフナムシである。
10月1日の11時、ゴジラ公式Xがこのガチャを告知した。添えられていた一言は「ゴジラのしっぽには・・・?」で、答えは書いていない。
写真を拡大すると、うとうと寝ているゴジラのしっぽに、甲羅っぽい何かがしがみついている。答え合わせはタカラトミーアーツの商品ページでできて、そこには「『ゴジラ(1984)』の尻尾には、巨大フナムシ『ショッキラス』が付いています」とはっきり書いてある。
ショッキラスは劇中で名前を呼ばれない
ショッキラスは、1984年12月15日公開の『ゴジラ』に出てくる怪獣だ。シリーズ16作目で、昭和に公開された最後のゴジラ映画にあたる。
Wikipediaの記述によると、ゴジラに寄生していたフナムシが、ゴジラの体から出る放射性物質を浴び続けて巨大化したという設定になっている。体長は1mほど。漁船「第五八幡丸」に入り込んで乗組員を襲い、船を見つけた新聞記者の牧吾郎とも船内で鉢合わせする。
おもしろいのは、劇中でもパンフレットでも「ショッキラス」という名前が一度も出てこないことだ。作中では「フナムシの化け物」か「巨大なフナムシ」としか呼ばれていない。本編に出てくるのも1匹だけである。
名前のない脇役が、42年たってガチャのしっぽに載った。グッズで初めてこの名前を知った人が「ショッキラス ゴジラ」で検索しているのも、たぶんこの流れだと思う。
肩ズンのラインナップは昭和の4体
「肩ズンFig.」は、隣の人の肩に頭を“ズン”ともたれてうとうとする姿を立体にしたシリーズだ。ゴジラ版の4体はこうなっている。
- ゴジラ(1984)
- メカゴジラ(1974)
- ガイガン(1972)
- ヘドラ(1971)
PR TIMESの紹介文では、ガイガンは赤い眼と回転ノコギリ、ヘドラは公害怪獣らしいシルエットが見どころとされている。ショッキラス付きのゴジラ以外は、全部1970年代の怪獣だ。
高さは約45〜50mmで、手のひらに乗るサイズ。価格は1回400円で、商品ページの発売時期は「2026年10月」になっている。
発売時期は案内が2つに割れている。PR TIMESのリリースは「10月中旬」、ゴジラ公式Xは「10月下旬発売予定」だ。店頭に並ぶ時期は店によって前後するので、中旬から下旬にかけて見て回るのがよさそう。
むぎゅっと版は抱いた物が元ネタ
翌11月には、同じタカラトミーアーツから「むぎゅっと!ゴジラ」も出る。大好きなものを抱きしめている姿を立体にしたシリーズで、こちらも1回400円・全4種だ。
この4体は、抱えている物がそれぞれの出演作から選ばれている。
- ゴジラ(1974)は、『ゴジラ対メカゴジラ』で戦ったメカゴジラの頭部
- ガイガン(1972)は、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』で宇宙人の基地だったゴジラタワー
- ヘドラ(1971)は、『ゴジラ対ヘドラ』で煙を吸っていた工場
- モスラ幼虫(1961)は、『モスラ』のインファント島の双子
ゴジラが宿敵の頭を大事そうに抱えているのは、冷静に考えるとかなり物騒だ。ガイガンにいたっては、ゴジラの形をした塔をむぎゅっとしている。
高さは約33〜45mmで、肩ズンより少し小さい。発売はPRだと11月上旬、公式Xは「11月発売予定」としている。
肩ズンは第2弾も予定されている
PRの中でもうひとつ気になる一文がある。「『肩ズンFig.』シリーズでは第2弾の発売も計画しており、今後他の怪獣たちもラインアップされる予定です」とのことだ。
今回の4体には、キングギドラもモスラ成虫もラドンも入っていない。人気どころが後ろに控えている、と読める並びになっている。
時期もちょうどいい。2026年11月には、国内31作目のゴジラ映画『ゴジラ-0.0』が公開予定だ。キャストは長澤まさみさんが気象予報官役で加わることが発表されていて、メイキング映像も出ている。
肩ズンFig.はこの秋、ガチャピン・ムックと仲間たちやレミーのおいしいレストラン、ペルソナ3リロードと、相変わらずジャンルを選ばずに出ている。そこに怪獣が加わった。
ガチャの棚でゴジラの肩ズンを見かけたら、しっぽを確かめてみてほしい。名前を呼ばれなかったフナムシが、ちゃんと付いている。