麻雀牌のガチャガチャ「mineチャーム」、全13種の中身は国士無双の13枚
麻雀牌のガチャガチャ「麻雀牌のmineチャーム」は全13種。その13種は、役満「国士無双」に必要な13枚とぴったり同じだ。
コンプリートして横に並べると、それだけで国士無双十三面待ちの聴牌になる。
発端は9月28日の20時半ごろ、ガチャの新作情報を流しているアカウントの投稿だった。台紙の画像付きで「11月入荷予定」「各200円(税込)/全13種」と告知し、翌日の昼過ぎには4,600いいねを超えている。
13種の内訳が么九牌そのもの
台紙の下段には、チャームが13個横一列に並んでいて、1個ずつ牌の名前が添えてある。左から一萬、九萬、一索、九索、一筒、九筒、東、南、西、北、白、發、中。
麻雀牌は全部で34種類あるので、この13種はそこから選び出したものになる。選ばれているのは、数牌の1と9、それに字牌の全部だ。
| 分類 | 入っている牌 |
|---|---|
| 老頭牌(数牌の1と9) | 一萬・九萬・一索・九索・一筒・九筒 |
| 風牌 | 東・南・西・北 |
| 三元牌 | 白・發・中 |
この「1・9・字牌」をまとめて么九牌(ヤオチューハイ)と呼ぶ。数牌の2〜8は1枚も入っていない。麻雀を打つ人なら、この顔ぶれを見た時点で何の13枚か分かるはずだ。
国士無双は么九牌13種の役満
Wikipediaの「国士無双 (麻雀)」によると、国士無双は么九牌13種を1枚ずつそろえ、どれか1種を2枚にして雀頭にした形であがる役満だ。
麻雀の手牌は13枚で、14枚目を引いてあがる。么九牌13種が1枚ずつ全部そろった状態だと、13種のどれを引いても雀頭ができる。待ちが13種類あるので「国士無双十三面待ち」、あるいは「純正国士無双」と呼ばれる。
待ち牌は最大で13種39枚。この形でのあがりをダブル役満として扱うルールもある。役満そのものの点数や種類はミーム辞典の「役満」にまとめてある。
つまりガチャで13種を全部そろえた人の手元には、麻雀でいちばん派手な待ちの1つがそのまま並ぶことになる。メーカーが国士無双を意識して選んだのかは公表されていないが、13種の中身は国士の手牌そのものだ。
ダブりが出たら、それがアガリ牌
ガチャを回す側から見ると、ここがいちばん面白い。
普通のガチャのダブりは、ただのハズレだ。ところがこのシリーズでは、13種そろった後に出たダブりが14枚目、つまりアガリ牌になる。どの牌がダブっても国士無双は完成する。
ただ、そこまでの道のりは長い。全13種を1回ずつ引ければ13回・2,600円で済むが、そう都合よくは出ない。
実はこの「あと1種」の状態も、麻雀ではもう聴牌だ。12種にダブりを1枚足した13枚は、ダブりを雀頭にして最後の1種だけを待つ国士無双の1面待ちになる(俗に「国士の単騎」とも言うが、雀頭を待つわけではないので正式な呼び方ではない)。
つまり12種そろってダブりを持っている人は、ガチャの前でずっと国士無双の1面待ちをしていることになる。出ない最後の1種が、麻雀でもガチャでもアガリ牌だ。
透明なアクリルの牌に大小のリング
台紙の写真を見ると、牌は中が透けるクリアタイプで、表面の絵柄が浮いて見える。ガチャガチャアイランドの商品説明も「クリアな麻雀牌がめじるしチャームになりました!」と書いている。
一索は麻雀牌らしく鳥の絵柄で、白は中に枠が描かれたタイプだ。それぞれの牌の上に金具と白いリングが付いていて、傘やバッグに下げられる。
台紙によると、シリコンリングは大と小の2種類が付く。素材はアクリル・鉄・シリコンで、対象年齢は15歳以上。発売元は株式会社エールだ。
mineチャームはエールの200円ライン
mineチャーム(マインチャーム)は、エールがいろいろな題材で出しているチャームのシリーズだ。ガチャガチャアイランドのエールの一覧を見ると、2026年8月から12月の発売分だけで30近くあり、価格は200円が基本になっている。
同じシリーズでも、先に出た「モモンガ飛べるモン」mineチャームは全5種・300円だった。13種を200円で出す麻雀牌は、シリーズの中でも数で押すタイプだ。リングでぶら下げる小物の呼び名の由来は「めじるしチャーム」の項に詳しい。
ほかの麻雀牌ガチャは8種や10種
麻雀牌のガチャガチャ自体は、これが初めてではない。ガチャガチャアイランドの麻雀カテゴリには、次のようなシリーズが並んでいる。
- 大きな麻雀牌 其の三・其の四(ビーム・300円・全8種)
- 可愛雀 リアルサイズ クリアカラフル麻雀牌 vol.1(ウルトラニュープランニング・300円・全10種)
- Mリーグ めじるしチャーム(イエロー・500円・全27種)
8種や10種のシリーズでは、么九牌の13種はそもそもそろわない。種類数だけならMリーグの27種のほうが多いが、今回のmineチャームは「全種そろえると国士無双」という分かりやすいゴールが最初から決まっている。
麻雀まわりでは、2009年にゲーセンで稼働した二人打ち麻雀「ひぐらしの哭く頃に 雀」のリマスターも2027年に出る。
入荷は11月の予定
入荷は2026年11月の予定だ。ガチャの仕組みそのものについてはミーム辞典の「ガチャ」でも扱っている。
筐体を見つけたら、とりあえず1回。13種が手元にそろって、次のダブりが出た瞬間に国士無双のあがりになる。どの牌で上がったかを友達に報告するまでがセットだ。