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「ひぐらしの哭く頃に 雀」麻雀リマスター、中身はアーケード版とPSP版

2026年9月15日 ・ トレンド「ひぐらしの哭く頃に 雀 REMASTER ひぐらし 麻雀 リマスター シティコネクション 竜騎士07 アーケード PSP ご褒美 TGS2026」より

9月15日の正午、シティコネクションの公式Xが新作を発表した。タイトルは『ひぐらしの哭く頃に 雀 REMASTER』。『ひぐらしのなく頃に』のキャラクターで麻雀を打つゲームを、Nintendo Switch、PlayStation 5、Steamで2027年に出すという内容だ。同じ日にアナウンストレーラーが公開され、Steamのストアページも開いた。

読み方は「ひぐらしのなくころに じゃん」。「雀」は麻雀の雀で、「じゃん」と読む。

2009年にゲーセンで稼働し、4か月後にPSP版も出た

名前を聞いてもピンと来ない人のほうが多いと思う。それもそのはずで、元になったゲームは17年前のものだ。

Wikipediaによると、AQインタラクティブが2009年7月16日にアーケードゲームとして稼働を始め、同じ年の11月12日にPlayStation Portable用ソフトとして発売した。つまり最初はゲームセンターの筐体で、家で遊べるようになったのはPSP版からになる。アーケード版の発売元はその後、2011年5月1日付でエンハートに変わっている。

同じタイトルの漫画も2誌で連載されていた。月刊コンプエースの『ひぐらしの哭く頃に 雀』(2009年10月号から2010年5月号・全1巻)と、近代麻雀の『ひぐらしの哭く頃に 雀 -燕返し編-』(上下巻)だ。燕返し編のほうはゲームをそのまま漫画にしたものではなく、原作をベースに麻雀を絡めた別のストーリーになっている。

今回のリマスターについて、gamebizは「2009年にアーケード版と携帯機版でリリースされたドラマチック麻雀ゲームのリマスター版」と紹介している。ゲーセン版とPSP版の両方が土台になっている。

二人打ちで、イカサマ技を使っていい麻雀

ゲームの形式は、4人で囲む普通の麻雀とは違う。Wikipediaの説明では「一般的なコンピュータ麻雀ゲームに見られる、二人打ち形式の麻雀ゲーム」で、脱衣麻雀のゲームでおなじみのイカサマ技も使える。ゲーセンの麻雀筐体の文法に、ひぐらしのキャラクターを乗せた作りだ。

シナリオは原作者の竜騎士07が監修したオリジナルで、作画枚数7000枚を超えるアニメーション演出が入る。竜騎士07は最近だと『SILENT HILL f』のストーリーも手がけていて、『都市伝説解体センター』とのコラボミニゲームにも監修で名前が出ていた。

麻雀を知らない人向けの配慮もある。Steamのページには「麻雀が苦手でもCPUが代打ちしてくれる、おまかせモードを搭載!」とある。役満鳴きの意味が分からなくても、話を追うだけならCPUに打たせればいい。自分で打つなら、テンパるどころか振り込み一発で雛見沢の惨劇が近づく世界ではある。

モードは3つ、PSP版で足された牌崩し編も入る

収録されるモードは3つで、それぞれ性格がはっきり分かれている。

  • オヤシロモード: 雛見沢の惨劇を回避するため、前原圭一が命懸けの麻雀勝負をするシナリオ。イカサマ技を駆使して勝ちに行く
  • 部活モード: 放課後にいつもの部活メンバーと、罰ゲームを賭けてほのぼの打つ。メンバーの組み合わせを自由に選んでフリー対局もできる
  • 部活モードえくすとら 牌崩し編: 携帯機版で追加されたシナリオモード。勝つと専用のご褒美演出もある

ご褒美シーンは牌崩し編だけのものではない。Steamの説明ではアニメーション演出の項目に「キャラクターの登場や必殺技、ご褒美シーンのムービーシーン」とあり、ゲーム全体の見せ場として並んでいる。牌崩し編には、それとは別に専用のご褒美演出も付く。

牌崩し編はPSP版のオリジナルモードで、Wikipediaではちびキャラによるギャグストーリーと説明されている。ゲーセン版には無かったモードで、それが今回のリマスターにも入る。

ちなみに2009年版の部活モードは、勝つと対戦相手のコスプレ画像が見られる仕様だった。リマスターで同じ形になるかは、発表の段階ではまだ分からない。

リマスターで分かっていること

Steamのページには、収録内容がもう少し詳しく書かれている。ひとつはさっきのおまかせモードで、もうひとつが「おまけギャラリー」だ。本編をクリアすると、「ぽよよん♥ろっく」などのゲストが描き下ろしたイラストを、ボイスドラマと一緒に見られるようになる。

声はドラマCDに基づくオリジナルキャストで、前原圭一が保志総一朗、竜宮レナが中原麻衣、園崎魅音と詩音が雪野五月、北条沙都子がかないみか、古手梨花が田村ゆかり、羽入が堀江由衣。アニメで聞いていた声のまま麻雀を打つことになる。

Steamの紹介文は「これが雛見沢の麻雀ゲームだ!」で締められている。潔い。

東京ゲームショウ2026で試遊できる、価格はまだ

9月17日から始まる東京ゲームショウ2026で、シティコネクションのブース(Hall-2-C03)に試遊台が置かれる。17日と18日はビジネスデイで、一般の人が入れるのは19日から21日まで。発表では、試遊すると麻雀牌風デザインの特製ステッカーがもらえる。価格と発売日はまだ発表されておらず、Steamも発売日は「近日登場」の表示だ。

発売元のシティコネクションは、Game*Sparkの記事でも触れられているとおり、『スーチーパイ』や『スーパーリアル麻雀』といった麻雀ゲームの復刻を手がけてきた会社でもある。その流れで、今度はひぐらしの麻雀を掘り起こした形だ。発表の詳細は電ファミニコゲーマーAUTOMATON4Gamer.netでも読める。

PSPを持っていなかった世代にとっては、牌崩し編まで入った版を今の機種で初めて遊べる機会になる。気になったらSteamでウィッシュリストに入れておくと、続報が来たときに気づきやすい。

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