METAL BUILD「ストライクノワールガンダム」は劇中カラーで39,600円
2026年9月24日の朝8時、ガンダムフィギュアの公式アカウント @gundam_tamashii が新作を出してきた。「METAL BUILD ストライクノワールガンダム (20th MEMORIAL COLOR)」。魂ウェブ商店限定で税込39,600円、予約は翌25日の16時からだ。
告知に付いていた言葉は「劇中のイメージを色濃く反映したカラーリングで再登場!」。再登場、つまりこれは完全新規ではない。じゃあ前のとどこが違うのか、というのが朝からの話題になっていた。
変わったのは色、黒が主役になった
魂ウェブの商品ページの説明がいちばん分かりやすい。「劇中イメージを色濃く反映した彩色に変更し、銃火器類は『ノワール』の名が示す黒色を主体としたカラーリングに」と書いてある。ノワール(noir)はフランス語で黒。名前のとおりの色に振り直した、というわけだ。
もうひとつ手が入っているのがパーツで、ビームライフルショーティー用の表情付き手首が新規造形になっている。ノワールストライカーを装備した状態のプレイバリューはそのままに、セット内容を再調整したというのが公式の言い方。全高は約180mm、素材はABS・PVC・ダイキャスト製で、対象年齢は15才以上。
色が変わっただけと言えばそれまでだが、その色自体の評判はいい。
「以前のカラーも良かったけど、こっちのカラーもやっぱりカッコイイ!」
前に出た「オルタナティブストライク Ver.」は30,800円だった
比較対象になっているのは、2022年に出たMETAL BUILDのストライクノワールガンダム(オルタナティブストライク Ver.)。TAMASHII NATION 2022の開催記念商品で、予約期間は2022年9月8日から12日までのたった5日間、発送は同年11月だった。全高は同じ180mmで、価格は税込30,800円。
今回が39,600円なので、差額は8,800円になる。この数字に反応する人がいちばん多かった。
「ストライクノワール一万円近く上がるのかい(笑)」 「MBストライクノワール、カラバリによる実質値上げ再販か。」 「んんんんんんストライクノワールほんと好きなんだけど!!!なんだけど!!!金!!!!!!!」
前回を持っている人ほど判断が難しいらしく、「前回のストライクノワールとの違いが マジで分からん 黒台座と新規手首はちょっと惹かれるけどそれに4万か」という迷いも流れていた。
新規造形の手首も、前回版を持っている人には素直な追加としては受け取られていない。「既存の手首にビームライフルショーティー持たせると手首がイカれて保持力無くなるんよ」という投稿がそれで、銃を保持させ続けて手首がへたるのは可動フィギュアで起きること。その対策になるパーツが今になって新規で付いてくるとなると、前回版を買った側は納得しにくい、という言い分だった。
そして前回を逃した側は、単純に喜んでいる。
「うおおおおおストライクノワール再販ヤッター!! 中古はプレ値になってるし、ずっと欲しかったのよね」
「20th」は STARGAZER が20周年という意味
タイトルに乗っている「20th MEMORIAL COLOR」の20が何の20なのか。これも商品ページに書いてある。「20周年を迎える『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 -STARGAZER-』より」だ。
STARGAZER は、サンライズの作品ページによると配信開始が2006年7月14日、最終話の配信が同年10月20日で、全3話。テレビではなくネット配信で展開されたガンダムで、ちょうど今年で20年になる。監督は西澤晋さん、脚本は森田繁さん、メカニックデザインに大河原邦男さんらが並ぶ。
ストライクノワールは、その作品で地球連合軍ファントムペインに所属するスウェン・カル・バヤンが乗る機体。型式番号は、同じ魂ウェブに並んでいるROBOT魂の商品名が「GAT-X105E+AQM/E-X09S ストライクノワールガンダム ver. A.N.I.M.E.」なので、機体側が GAT-X105E ということになる。全3話・各15分ほどの小さな作品なのに機体人気だけが妙に長生きしているタイプで、今回も「こないだ父親と見たばっかダワ まじで好き、ストライクノワール」みたいな投稿が普通に飛んでいた。
予約は9月25日16時、νガンダムのHWSと丸かぶり
もうひとつ、ガンダムフィギュア勢がざわついていたのが時間だ。予約開始は2026年9月25日の16時。ところが同じ日の同じ16時に、METAL ROBOT魂 <SIDE MS> νガンダム専用 HWS & ディスプレイパーツセット(税込12,100円・2027年3月発送)の予約も始まる。
公式の告知には、こんなリプライが付いていた。
「ストライクノワールと時間ダブってる。時間ずらしてもらえませんか。」
別の人は「明日もMETAL BUILDストライクノワールと(いきなり過ぎ!)とMETAL ROBOT魂νガンダムHWSの同時予約解禁で阿鼻叫喚ね!」と、もう諦め気味に書いていた。財布の話と回線の話が同時に来る日なので、決めるなら前日のうちにということになる。
ちなみにこの機体、4万円のダイキャスト製は出るのに手頃なガンプラのほうは長く出ていないらしく、「HGCEストライクノワールを待ち続けて幾星霜」「HGCEストライクノワールを出してください」という叫びも同じタイムラインに混ざっていた。シリーズの新作としては『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)』が2027年4月に控えていて、旧作を掘り直す動きと新規の立ち上げが同時に走っている状態だ。お台場のユニコーンガンダム立像の展示終了もあったばかりで、ガンダムまわりは今年やたらと動きが多い。
とりあえず9月25日16時、指はひとつしかないので狙いは決めておこう。