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「猫侍」リブートのキャスト、玉之丞役の名前はオッドアイの白猫・金太

北村一輝主演の「猫侍」が、「猫侍 -ビギニング-」としてリブートされます。新しい玉之丞は、左右の目の色が違うオスの白猫・金太です。

10月25日にキャスト、監督、放送日がまとめて発表されました。12月29日にテレビ朝日で特別編、2027年1月4日からBS朝日で連続ドラマが始まります。

新設定のパラレルワールドで復活

「猫侍」は、鬼のような見た目で人に怖がられる侍・斑目久太郎(北村一輝)と、1匹の白猫・玉之丞の暮らしを描く時代劇です。2013年にドラマが始まり、2015年に「SEASON2」、2014年と2015年には映画版も公開されました。

今回は、続きを描く続編ではありません。映画ナタリーによると、「こわもて侍とツンデレ白猫」という主人公コンビとゆるい世界観はそのままに、新たな設定で展開する“パラレルワールド”として作られています。

連続ドラマとしては2015年のSEASON2以来になります。2016年2月のスピンオフスペシャルが、これまでのシリーズ最後の展開でした。

玉之丞はオスの金太に交代

新しい玉之丞を演じるのは、オスの白猫・金太です。左の目と右の目で色が違う、いわゆる「オッドアイ」の猫です。

初代は、Wikipediaの登場人物欄を見るとメスの白猫ばかりでした。今回はオスで、しかも目の色が左右で違います。見た目の印象は、かなり変わりそうです。

北村さんの金太への評価は、かなり高いです。コメントでは「金太でよかったですね。出会った瞬間からピンときました」と話しています。

さらに「抱っこしてもじっとしているし、目もすごく印象的」で、「実際に現場に入ってみたら、むちゃくちゃいいお芝居をしますしね」とも。猫好きを自認する北村さんの太鼓判です。

北村一輝が狙うのは「ギャップ萌え」

企画を発案したのは北村さん本人です。「もう一度、あの世界を作りたい」という思いから、脚本家の土橋章宏さんと一緒に脚本にも参加しています。

目指す方向は、シーズン1です。北村さんは、コワモテの侍が猫にだけは優しくて、甘くて、翻弄される。その「ギャップ萌え」が中心だと話しています。

そこが難しいところだそうで、スタッフも監督も自分も、つい笑いのほうに寄ってしまうとのこと。時には撮り直しもして、コミカルになりすぎないよう調整しているそうです。

強面なのに猫にだけデレる、という型は、ミーム辞典の「ギャップ萌え」そのものです。白猫の玉之丞のほうも、発表では「ツンデレ白猫」と紹介されていて、こちらは「ツンデレ」の担当です。

狙いについては、こうも話しています。

  • 日常を描いた、何度も見られて、家族で見られる作品にしたかった
  • 「おじいちゃんがお孫さんと一緒に見られる! そんな作品にしたかった」
  • 脚本を入れると起承転結のある“ドラマ”になるので、あえて何も起こらないようにした

演出は「侍タイムスリッパー」の安田淳一

演出は、「侍タイムスリッパー」を手がけた安田淳一さんです。この映画は、第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を取りました。

「侍タイムスリッパー」のWikipediaによると、製作費は2,600万円の自主制作でした。第67回ブルーリボン賞でも作品賞を受けています。

話は、幕末の会津藩士が雷でタイムスリップし、現代の京都の時代劇撮影所で「斬られ役」として生きていくというものでした。

今回の「猫侍」も京都で、松竹京都撮影所で撮影されています(「侍タイムスリッパー」が協力を受けたのは東映京都撮影所なので、場所は別です)。「必殺仕事人」のスタッフ陣が集結したそうです。

時代劇の撮影所を描いた監督が、本物の撮影所で猫の時代劇を撮る。ちょっと不思議な巡り合わせです。

嶋﨑斗亜と宮本茉由も出演

共演の1人目は、関西ジュニアの嶋﨑斗亜さんです。初の時代劇で、若き剣の修行者・神谷蒼次郎を演じます。

お人好しだけれど早とちりが多く、剣の腕前はいまひとつ。ある日久太郎の前に現れて以来、彼を「師匠」と仰ぐ青年です。

嶋﨑さんは、時代劇が好きな祖父母に出演を伝えたところ、祖父が「猫侍」にすごくハマって再放送をずっと見ていたと明かしています。今回の放送も、祖父がとても楽しみにしてくれているそうです。

北村さんの「おじいちゃんがお孫さんと一緒に」という狙いと、重なる話です。

そのほかのキャストは次のとおりです。

  • 宮本茉由さんは、近所に引っ越してきた若い娘・お初役。久太郎が思わず心をときめかせる
  • 前野朋哉さんは、久太郎を犯人だと思い込む岡っ引き・助松役
  • 紅萬子さんは、世話焼きでうわさ好きなおばちゃん・お菊役
  • 高橋克実さんは、久太郎が住む長屋の大家・千兵衛役

連ドラの第3話には、GENICの増子敦貴さんがゲストで出ます。本人がXで告知していて、お松・松五郎役だそうです。

放送は12月29日と2027年1月4日

詳しい番組情報や各キャストのコメントは、映画ナタリーの発表記事にまとまっています。

北村さんは視聴者へのメッセージで、洗濯やゲームでもしながら、のんびり見てほしいと話しています。年末の特別編で金太に会って、気に入ったら年明けの連ドラも見てみる、くらいの距離感でよさそうです。

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